ラ・リーガ第18節、バルセロナvsアラベスが21日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが4-1で勝利した。

紆余曲折を経て異例のミッドウィーク開催となった今季最初のエル・クラシコでは、レアル・マドリーのアグレッシブな守備に苦しみ見せ場を欠いてのドローという悔しい結果に終わった首位のバルセロナ。

年内最終戦となる2戦連続のホームゲームでは、14位のアラベスを相手に憂さ晴らしの一戦に臨んだ。クラシコからは先発4人を変更。セメド、ラングレ、ラキティッチ、デ・ヨングに代えてユムティティ、ビダル、ブスケッツ、アレーニャを起用した。

立ち上がりからブスケッツを起点に相手のプレッシャーを難なくいなしながら相手陣内の深い位置までストレスなくボールを運ぶバルセロナ。10分にはブスケッツの浮き球スルーパスに抜け出したメッシが見事なフィニッシュワークで早速ゴールネットを揺らすが、ここは惜しくもオフサイドの判定に。

それでも、直後の14分にはビダルのスルーパスに抜け出したスアレスが右サイド深くから丁寧な折り返しを入れると、手前でビダルがデコイの動きで相手守備の視線を引き付け最後はファーから中央に絞ってきたグリーズマンが利き足と逆の右足で見事なダイレクトシュートをゴール右隅に突き刺した。

幸先良く先制に成功したバルセロナはその後もサイドバック裏のスペースをメッシやグリーズマンが積極的に突いて攻撃の起点に。そこに中央での細かいコンビネーションを織り交ぜながら多彩な仕掛けで2点目に迫る。38分には相手セットプレーからのロングカウンターでグリーズマンとメッシの連係から最後はメッシのシュートを、ピケが触れば決まるという決定機を創出するが、押し込み切れない。

だが、このまま前半終了かに思われた45分、ボックス手前でボールを持ったメッシからの浮き球パスに抜け出したビダルがボックス右から強烈なシュートを逆サイドのネットに突き刺し、貴重な追加点を奪い切った。

これで余裕を持って後半を迎えたバルセロナだったが、立ち上がりに一瞬の隙を突かれて1点を返される。56分、左サイドのスペースに抜け出したドゥアルテからのクロスを中盤からゴール前に飛び出したペレ・ポンスに頭で決められた。

この失点でバタつくバルセロナはGKテア・シュテーゲンと最終ラインの連係ミスであわやという場面を作られるなど、やや流れが悪くなる。しかし、この嫌な空気をエースが払しょくする。

69分、中盤での主審のドロップボールの流れからバイタルエリア中央でボールを受けたメッシが相手に囲まれながらも左足を振り抜くと、見事なミドルシュートがゴール左隅に決まった。

メッシの3試合ぶりのゴールで点差を2点に戻したバルセロナは75分にも相手のハンドで得たPKをキッカーのスアレスが冷静に決めて、“MSG”揃い踏みのチーム4点目を奪取。これで試合を決めたホームチームは殊勲のスアレスや連戦のセルジ・ロベルトを下げて試合をクローズした。

クラシコでのフラストレーションを払しょくする快勝を見せたバルセロナが年内最終戦を白星で飾った。

今週末はラ・リーガ2部で岡崎慎司のウエスカと香川真司のサラゴサが直接対決!
また「スペインサッカー スーペルコパ2020」WOWOWにて独占生中継決定!
■詳細・放送スケジュールはこちら>