プレミアリーグ第19節、トッテナムvsブライトン&ホーヴ・アルビオンが26日にトッテナムホットスパー・スタジアムで行われ、ホームのトッテナムが2-1で勝利した。

プレミア年末恒例のボクシング・デー開催の一戦。前節、チェルシーとのダービーに0-2で完敗した7位のトッテナムは、前回対戦で0-3の完敗を喫した13位のブライトンを相手にバウンスバックが求められた。

モウリーニョ監督はこの一戦に向けて先発2人を変更。チェルシー戦での退場で3試合出場停止のソン・フンミンに代えて、加入後プレミア初先発のセセニョン、ダイアーに代わってウィンクスを起用した。

4バックと3バックを併用するブライトンが[3-4-2-1]の布陣を採用した中、立ち上がりは前線からのプレスに連動性を欠きなかなかボールの奪いどころを見いだせないトッテナム。

開始4分にアルザテにファーストシュートを許すと、その後も守備で後手を踏み13分に再びアルザテ、22分にムーイとボックス付近に危険なエリアで簡単にフィニッシュを許す、拙い戦いぶりが続く。

立ち上がりのセセニョンの惜しい飛び出し以降、なかなかフィニッシュに持ち込めないホームチームは25分、自陣中央のウィンクスからのフィードに抜け出したケインがGKとの一対一を制して先制点を決めたかに思われたが、これはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のレビューによって惜しくもオフサイドの判定。

この決定機をキッカケに流れを掴みかけたトッテナムだったが、不用意な自分たちのセットプレーからロングカウンターを浴びて自陣左サイド深くでFKを献上。すると、グロスの精度の高い右足のクロスボールをウェブスターに打点の高いヘディングで合わされ、37分に先制点を奪われた。その後、リスクを冒して攻めに出たものの、決定機を作れぬまま前半を1点ビハインドで終えることに。

選手交代なしで後半に臨んだトッテナムは前半同様になかなかリズムに乗れないが、頼れるエースが個の力で試合を振り出しに戻す。53分、ボックス手前での相手DFの連係ミスからボックス左でフリーのケインの足元にボールがこぼれる。左足のシュートは相手GKライアンの好守に遭うも、こぼれ球を今度は右足でニア下に突き刺した。

ケインの今季リーグ10点目で良い時間帯に追いついたトッテナムは直後にセセニョンに代えてロ・チェルソを投入。ルーカス・モウラを左、ロ・チェルソを右に配置。ここからロ・チェルソがうまく間で受けつつ、果敢にクサビを入れて攻撃にアクセントを付ける。

追いついた流れの中で2点目まで取り切れなかったトッテナムは、67分にボックス手前で与えたFKからグロスに際どい枠内シュートを許すが、ここはGKガッサニーガの好守で凌ぐ。だが、徐々に試合は拮抗した展開に。

これを受けてモウリーニョ監督は68分に切り札のエリクセンをウィンクスに代えてピッチに送り込むと、この交代が逆転ゴールをもたらす。72分、ボックス中央でのケインのポストプレーからマイナスの落としを受けたエリクセンが絶妙な浮き球パスをボックス右に走り込むオーリエに供給。ここでオーリエの短い落としに反応したデレ・アリが意表を突くダイレクトループシュートをゴール左サイドネットへ流し込んだ。

前々節のウォルバーハンプトン戦でエリクセン投入で流れを変えたトッテナムは、ルーカスを下げてダイアーを投入。ここから攻守のバランスを意識したメンバー構成に変更し逃げ切りを図る。

攻撃的な交代カードを切ったアウェイチームに対して粘り強い守備からのロングカウンターでケインやデレ・アリ、エリクセンらに再三の決定機が訪れたものの、消耗色濃く最後のところで決め切れない。

それでも、このまま2-1のスコアを維持して試合をクローズ。苦しみながらもホームで逆転勝利のトッテナムが2戦ぶりの白星を飾った。