エクアドルサッカー協会(FEF)は13日、同国代表監督にジョルディ・クライフ氏(45)が就任したことを発表した。

伝説的選手のヨハン・クライフの息子で知られるジョルディ・クライフ氏(以下クライフ氏)は、父の活躍したバルセロナでプロキャリアをスタート。1996年にはマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、プレミアリーグ優勝を経験する。その後はスペインに戻り、キャリア晩年をウクライナのメタルルフ・ドネツクやマルタのバレッタで過ごした後、2010年に現役を引退した。

バレッタ所属時代には選手兼アシスタントマネージャーを務めたこともあり、引退後にスポーツ・ディレクターをしていたマッカビ・テルアビブで2017-18シーズンに監督としてデビューを果たす。2018年夏からは中国の重慶斯威に就任。1年半で公式戦46試合を指揮し、14勝14分け18敗という成績を収めた。

一方、コパ・アメリカ2019終了後にエルナン・ダリオ・ゴメス前監督が退任して以降、指揮官不在の状況が続くエクアドル代表では、昨年10月の時点ではドイツ代表やアメリカ代表を率いた元ドイツ代表FWのユルゲン・クリンスマン氏の就任が確実視されていたが、結局合意には至らず、同氏は11月末にヘルタ・ベルリンの監督に就任している。

さらに、昨年末には元スペイン代表監督のロベルト・モレノ氏(現モナコ監督)や同じく元スペイン代表監督のフェルナンド・イエロ氏の招へいに動いていたようだが、最終的にオランダの英雄の息子が初めて代表の指揮を任せられることになった模様だ。

なお、エクアドル代表は3月から2022年のカタール・ワールドカップに向けた南米予選が開幕し、26日の初戦はアルゼンチン代表と対戦する。