ラ・リーガ第20節、レアル・マドリーvsセビージャが18日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-1で勝利した。

前半戦をバルセロナと同勝ち点で終えることに成功した2位のマドリーは、スーペル・コパ・デ・エスパーニャでバレンシア、PK戦までもつれたアトレティコ・マドリーとの死闘を制して今季初タイトルを獲得。

その初タイトルを引っ提げてベルナベウに帰還したエル・ブランコは今節、前指揮官ロペテギ監督率いる4位のセビージャとの上位対決に臨んだ。ジダン監督はこの一戦に向けて先発4人を変更。負傷のセルヒオ・ラモスと出場停止のバルベルデに代えてミリトン、ルーカス・バスケスを起用し、前線はバスケス、ヨビッチ、ロドリゴの3人が並んだ。

共に[4-3-3]の布陣を採用した中、立ち上がりはホームのマドリーが押し込む展開に。中央を固めるアウェイチームに対してロドリゴの突破やモドリッチのラストパスで打開を図るマドリーだが、なかなか決定機を作れず。22分にはカゼミロのミドルシュートが枠を捉えたかに思われたが、これはわずかに枠の左へ外れた。

一方、時間の経過と共にボール保持率を高めたセビージャはバネガのサイドに流れるプレーやムニル、フランコ・バスケスの両翼をシンプルに使って反撃に出る。29分には左CKの場面でファーのルーク・デ・ヨングのヘディングシュートでゴールネットを揺らす。しかし、VARのレビューの結果、直前にDFミリトンに対してスクリーンプレーを試みたグデリのファウルを取られ、ゴールは取り消しとなった。

互いに攻め合う姿勢は見せたものの、アタッキングサードでのクオリティー不足が目立ち、試合は見せ場を欠いたまま後半に突入。

後半も立ち上がりは拮抗した状況が続くが、57分に試合が動く。ボックス手前右でボールを奪い返したカゼミロがヨビッチに預けてボックス内に走り込むと、セルビア代表から絶妙なバックヒールのリターンパスが届く。そして、カゼミロはGKヴァツリークの脇を抜くチップキックでゴールネットを揺らした。

ヨビッチとカゼミロの鮮やかな連携プレーで先制に成功したマドリーだったが、このリードを守り切れない。65分、ボックス手前右で倒れたムニルに粘られると、ルーズボールを回収したデ・ヨングに絶妙な左足のコントロールシュートをゴール左下隅に決められた。ムニルが倒れた場面でハンドが疑われたものの、VARのレビューはゴール判定を支持した。

この失点で嫌な流れが漂うベルナベウを再び歓喜に導いたのはまたしてもカゼミロ。69分、右サイド深くでモドリッチからパスを受けたL・バスケスが絶妙なクロスを入れると、ゴール前でフリーのカゼミロが叩きつけるヘディングシュートでゴールネットを揺らし、ドブレーテを記録した。

その後、追いつきたいセビージャは積極的に交代カードを切ってレガネスからの新戦力エン=ネシリらがピッチに入る。一方、マドリーはベンゼマ、ヴィニシウスに続き勝ち越し後にメンディを投入。

87分にはヴィニシウスにお膳立てからボックス中央のクロースに絶好機もグラウンダーのシュートはGKヴァツリークの好守に遭う。一方、セビージャも直後の89分にL・バスケスの不用意なバックパスをカットしたエン=ネシリにボックス内で決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。

そして、このままリードを守り切ったマドリーがセビージャ相手にシーズンダブルを決めるとともに、後半戦初戦を白星で飾った。