チェルシーに所属するスペイン代表GKケパ・アリサバラガにとって、残るシーズンが正念場になるという。

2018年夏、レアル・マドリーに移籍したベルギー代表GKティボー・クルトワに代わり、アスレティック・ビルバオからGK史上最高額の7200万ポンド(現レートで約102億9000万円)でチェルシーに加入したケパ。その初年度からチェルシーの正守護神を務めているが、今シーズンは不安定なパフォーマンスにより、風当たりが強まっている。

先日のイギリス『デイリー・メール』が報じた今シーズンのプレミアリーグ1000分以上に出場したGK対象の統計によると、ケパは全体のシュートセーブ率(55.56%)でリーグ最低の数値を露呈。チェルシーが2003-04シーズン以降で最も高い失点率を記録している状況もあり、ケパ自身に対する批判もより高まっている。

そして、イギリス『テレグラフ』によると、ランパード監督は今シーズンの残る4カ月間で、そんなスペイン人守護神に復調の兆しが見えてこないようであれば、正守護神剥奪を検討しており、25日に敵地で行われるFAカップ4回戦のハル・シティ戦で元アルゼンチン代表GKウィルフレッド・カバジェロを起用するプランもあるという。

そのイングランド人指揮官は会見で、守護神交代の可能性について問われると、「今は考えていない。私は外野からの批判に左右されない。そういう意見は認識しているが、踊らされることなんてない。もちろん、ケパもいくつかの間違いを把握していると思う。だから、改善は必要だ」と返答。さらに、ケパに対して、こう金言を授けた。

「彼は批判に対応しなければ。それがフットボールさ。どれだけ輝かしいキャリアを築いている最高の選手であっても、批判を受けるもの。それに対して、うまく対処しなければならない」

「GKはポジション上、少ししかスポットライトを浴びないが、批判が多く集まる。だから、外野の声に気を取られて、自らを見失わないことこそが大切だ。それを基本にどれだけ頑張れるかだ」

「これはケパだけのことじゃない。フォームを欠いていると感じるのなら、それを取り戻すために戦えば良い。ベースに立ち返れば良いのさ」