補強禁止処分の緩和で今冬の選手獲得が乗り出せるチェルシー。フランス代表FWオリビエ・ジルーの去就も不透明な状況もあり、今冬移籍市場でアタッカー強化の憶測が浮上している。

その候補には、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(32)やナポリに所属するベルギー代表FWドリエス・メルテンス(32)といった名が挙がっているが、移籍市場最終日での駆け込み補強はなるだろうか。

過去にチェルシーが冬の移籍市場最終日で獲得した選手の大物ぶりを見てみるとその可能性は多いにありそうだが、果たして。

◆チェルシーが冬の移籍市場最終日に獲得した選手たち(移籍金は推定)

【2011年】
フェルナンド・トーレス
前所属クラブ:リバプール
移籍金:5000万ユーロ(約71億5000万円)

リバプールがアヤックスからウルグアイ代表FWルイス・スアレスを獲得した直後、当時のエースストライカーであったトーレスは推定5000万ユーロという大金でチェルシーへと加入した。2月6日に行われた古巣リバプール戦でデビューを飾るも、デビューから初ゴールをあげるまでに903分間もの時間を要すなど結果を残すことはできなかった。

【2011年】
ダビド・ルイス
前所属クラブ:ベンフィカ
移籍金:2500万ユーロ(約30億円)

多くのスターを輩出してきたベンフィカで頭角を現し、当時23歳であったD・ルイスはチェルシーへと加入した。DFながらその攻撃性能やフィード能力が評価されたものの、ジョゼ・モウリーニョ政権では序列を下げた。その後、一度はPSGに移籍するも2016年夏に再びチェルシーへと復帰。今シーズンからはアーセナルでプレーしている。

【2015年】
フアン・クアドラード
前所属クラブ:フィオレンティーナ
移籍金:3100万ユーロ(約37億2000万円)

2015年の冬の移籍市場最終日にフィオレンティーナから3100万ユーロの大金でやってきたクアドラード。クアドラードの代役として当時チェルシーで燻っていたエジプト代表FWモハメド・サラーが期限付きでフィオレンティーナへと移籍している。だが、当時のサラー同様にクアドラードもプレミアリーグに馴染めず、半年後にはユベントスでレンタルされイタリア復帰。カルチョの国で再び躍動した。

【2018年】
オリヴィエ・ジルー
前所属クラブ:アーセナル
移籍金:1800万ポンド(約25億7000万円)

当時ドルトムントに所属していたガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、チェルシーに所属していたベルギー代表FWミッチー・バチュアイ、そしてアーセナルに所属していたジルーの3選手それぞれが移籍した2018年冬のデッドライン・デイ。その流れでチェルシーが獲得したジルーはクラブの主力ではないものの、最低限の結果は残した。今冬の移籍市場での放出がしきりに報じられており、今度はデッドライン・デイにチェルシーから放出されることになるかもしれない。