ラ・リーガ第22節、レアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーのマドリード・ダービーがサンティアゴ・ベルナベウで行われ、1-0でマドリーが勝利した。

前節、バジャドリー相手に伏兵DFナチョのゴールで競り勝ったマドリーは16週ぶりにバルセロナを抜き首位に浮上。また、直近のコパ・デル・レイでは格下レアル・サラゴサを4-0のスコアで一蹴し、昨年10月末から継続する公式戦無敗記録を「20」の大台に乗せた。

一方、シーズンを通じて深刻な得点力不足に悩まされるアトレティコは、スーペル・コパ決勝での敗戦以降、エイバル(0-2)、レガネス(0-0)相手にいずれも無得点に終わりラ・リーガ2戦未勝利。さらに、コパ・デル・レイ3回戦では3部のレオネッサ相手に屈辱の敗退を強いられ、直近の公式戦3敗1分けと泥沼の状況が続く。

そんな対照的な状況での激突となった一戦。まずは[4-3-2-1]のツリー型の配置をとるマドリーが、流れの中からセルヒオ・ラモスがシュートを放つ。10分過ぎにも、CKの流れでセルヒオ・ラモスにチャンスが訪れるが、グラウンダーのクロスにダイレクトで合わせに行った右足は空を切った。

なかなか攻撃に出られなかったアトレティコも18分、モラタのポストプレーを起点に右に展開すると、ヴルサリコの折り返しをケガのフェリックスに代わって先発起用されたビトーロがシュート。チーム初シュートは枠に飛んだがGKクルトワに防がれた。

試合に慣れてきたアトレティコは、24分にもコレアのシュートがGKクルトワを強襲。マドリーもモドリッチが枠内シュートを記録するが、GKオブラクの正面にとんだ。

マドリーは後半からクロースとイスコを下げてヴィニシウスとL・バスケスを投入。これに伴い、布陣は[4-3-3]に変更された。対するアトレティコも50分にモラタとの交代でレマルがピッチへ。

するとマドリーはすぐにこの交代の効果が出る。56分、左ウイングに入ったヴィニシウスとの連携で守備を崩したメンディのクロスをベンゼマが合わせて先制。アトレティコはレマルが裏を取られた形となってしまった。

後半に入って劣勢のアトレティコは71分、先日に大連一方から復帰したカラスコがビトーロとの交代で早速出場。75分にはトーマスを下げってカメッロを投入し3枚の交代カードを使い切る。

だが、アトレティコの狙いとは裏腹にマドリーはコンパクトな守備でゴール前を封鎖。中盤の競り合いでも劣勢を強いられる。

結局、最後までマドリーが主導権を握ったまま試合終了。ベンゼマのゴールで逃げ切りに成功したマドリーが、ジダン体制ではホームでのアトレティコ戦初勝利となった。