プレミアリーグ第25節、トッテナムvsマンチェスター・シティが2日に行われ、2-0でトッテナムが勝利を収めた。

前節、最下位ノリッジ相手に辛くも2-1で競り勝ち、待望の2020年プレミア初勝利を挙げた6位のトッテナム(勝ち点34)は、上位の取りこぼしを生かして4位のチェルシー(勝ち点40)との勝ち点差を「6」に縮めることに成功。ただ、14位のニューカッスルまでの勝ち点差はわずかに「4」と、取りこぼしが許されない厳しい状況が続く。

対して歴代最強の呼び声高い首位のリバプール(勝ち点70)に19ポイント差を付けられ、逆転での3連覇が絶望的な2位のシティ(勝ち点51)は、それでも5位以下との勝ち点差は大きく開いており、トップ4圏内は安泰だ。前節のシェフィールド・ユナイテッド戦はアグエロのゴールで勝利を収めている。

注目の一戦に向けて、トッテナムは今冬の移籍市場で獲得したベルフワインが早速先発入り。完全移籍に切り替わった好調ロ・チェルソも名を連ねた。

シティはレンタル放出したアンヘリーニョの左サイドバックにジンチェンコを起用。負傷したとの報道もあるメンディはベンチからも外れている。

大方の予想通り、主導権はシティが握る展開に。9分に早速ウォーカーの仕掛けからアグエロがシュートへ。ここは相手DFに当たって跳ね返される。28分には相手のパスをカットしたマフレズが素早くアグエロにボールを渡すと、ボックス中央に侵入したアグエロのシュートは右ポストを直撃。トッテナムはヒヤリとする場面に。

なかなか攻撃に転じることが出来ないスパーズ。新加入のベルフワインも味方との連携にまだ課題が残る。そんな中、30分台半ばにトッテナムのゴール前でオーリエがアグエロを倒すシーンが。主審は一度流したものの、しばらくしてからVAR確認後、PKと判定した。

時間差PKで先制のチャンスを手にしたシティのキッカーはギュンドアン。短い助走から右を狙ったがGKロリスがビッグセーブ。だが、そのこぼれ球を巡って、今度はロリスとの接触でスターリングが転倒。ここではPKは取られなかった。

紙一重で何とかゴールを死守するトッテナム。前半アディショナルタイムにはマフレズからスターリングと繋がれた攻撃から最後はアグエロのシュートを浴びるが、ここは枠の外で胸を撫で下ろした。

後半開始早々にもトッテナムは大ピンチに陥る。中盤でボールを奪われカウンターを食らうと、相手のスルーパスに対して飛び出したGKロリスとカバーに入ったタンガンガが激突。守護神不在のゴールをアグエロに狙われたが、アルデルヴァイレルトがギリギリのところでブロックした。

ここまで優位に進めていたシティだが60分を境に状況が一変してしまう。シティのCKのシーンでスパーズがカウンターに転じると、ウィンクスのドリブルを止めに入ったジンチェンコが2枚目のイエローカードで退場に。

するとその直後のトッテナムのCK。ショートコーナーで変化をつけたクロスは一度跳ね返されるものの、ルーカス・モウラが再びクロスを入れると、ベルフワインが胸トラップから右足一閃。これがゴール右隅に決まり、新加入選手のデビュー戦いきなりのゴールで、劣勢だったトッテナムが先制に成功した。

まさかの展開となったシティはアグエロを下げてカンセロを投入。トッテナムは足をつったベルフワインとデレ・アリに代わってエンドンベレとラメラが入った。

トッテナムはこの交代も奏功する。71分、敵陣でボールをキープしたエンドンベレが敵の隙間を縫って前線のソン・フンミンにラストパス。最終ラインのギャップでパスを受けたソン・フンミンは素早くシュートを打つと、ブロックに入ったフェルナンジーニョの足にディフレクトする形でゴールが決まった。

その後は互いに選手交代を行いながら試合は経過。シティは最後までゴールを狙ったが、守りに入ったトッテナムを崩すことは出来ず、このままタイムアップ。

新加入ベルフワインのうれしいデビュー戦ゴールが決まったトッテナムがホームでシティに勝利した。