アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督が4戦ぶりのゴールで辛勝となったグラナダ戦を振り返った。スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官の試合後コメントを伝えている。

アトレティコは8日、ワンダ・メトロポリターノで行われたラ・リーガ第23節のグラナダ戦を1-0で勝利した。

前節、レアル・マドリーとのダービーを落とし、直近のリーグ戦3試合で1分け2敗と低迷するアトレティコ。とりわけ、その3試合ではいずれもノーゴールに終わっており、事態はより深刻だ。

そして、コパ・デル・レイ準決勝進出で勢いづくアウェイチームを迎え撃った今節は、FWジエゴ・コスタに加え、FWアルバロ・モラタと純粋なセンターフォワード2人を欠く中、MFビトロとFWアンヘル・コレアの2トップでいずれも4試合ぶりとなるゴールと勝ち点3を目指した。

その中で主将MFコケをトップ下に配した[4-3-1-2]の布陣を採用したチームは、開始6分にMFサウール・ニゲスの左サイドでのスローインの流れからボックス内でコケが繫いだボールをコレアがきっちり決めて待望の4試合ぶりのゴールを記録。

ここから一気にゴールラッシュといきたいホームチームだったが、以降はここ最近の試合と同様に攻撃が停滞。それでも、守護神ヤン・オブラクを中心とする守備陣がウノセロで試合を終わらせ、ゴールに続き待望の勝ち点3を手にした。

同試合後、シメオネ監督は厳しい試合内容を認めながらも、重苦しい雰囲気を振り払う気迫を見せた選手たち、勝ち点3獲得という結果に満足感を示している。

「ここ最近のリーグ戦数試合では自分たちが示すべきスタイルや戦いをなかなかピッチに反映することができなかった。そのため、今日は非常に重苦しい雰囲気の中で臨んだ。それでも、この試合を非常に良い形で終えることができ、全員が見せた努力に満足している」

「最初の25分間は非常に良いスタートを切れたと思う。我々は非常に力強く俊敏な動きをみせ、相手陣内においても存在感を示した。ただ、30分以降は彼らが持ち直し、我々は少し落ちてしまった」

「グラナダは非常に良い状態にあり、(コパの)バレンシア戦では非常に良いゲームを見せていた。コパ準決勝進出という結果は、彼らに大きな自信と熱意など、多くのものをもたらした。そして、彼らは我々の想像以上に最後まで戦い抜いていた」

「そして、我々自身はここ数試合の悪い試合を引きずっている部分があった。勝つためにはより多く走り、2点目を取りきる必要がある。同時に試合を終わらせる必要があった」

シメオネ監督の言葉通り、負傷者続出の影響もあって内容面では大きな課題を残すアトレティコだが、今回の貴重な勝ち点3をキッカケに、バレンシア勢との連戦となるラ・リーガ、18日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)のリバプール戦で本来の力を見せてほしいところだ。