パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表DFチアゴ・シウバ(35)にミラン復帰の可能性が浮上している。

2012年夏にミランからPSGに加入して以降、数々のクラブタイトルとともに公式戦通算300試合以上の出場を誇り、主将としても曲者揃いのスター軍団をまとめてきたチアゴ・シウバ。

今シーズンここまでも公式戦26試合に出場するなど、そのパフォーマンスに衰えは見受けられないが、今夏に終了するPSGとの契約更新の話し合いは完全に停滞している。

そんなブラジル人センターバックの代理人を務めるパウロ・トニエット氏は、先日に『フランス・フットボール』で、「PSGからまだ音沙汰ない。彼は残りたがっているが、限界もある。PSGが提示してこないのなら、決断を下さなければならない」と、今季限りの退団を示唆していた。

そして、今夏の去就に俄然注目が集まるチアゴ・シウバに関して、古巣ミランへの復帰の可能性が浮上している。

現在、ミランではチアゴ・シウバと同時期にPSGに旅立った元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが7年半ぶりに復帰を果たし、その卓越した攻撃センスとリーダーシップを早くも発揮。

かつてのレジェンドの復帰効果を強く感じているクラブは、イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの頼れる相棒として、もう1人のレジェンドの復帰を構想しているようだ。

その中で前述のトニエット氏は、イタリア『Milancafe24』の取材に対して、ミラン復帰の可能性に含みをもたせている。

「彼のミランへの愛は素晴らしいが、現時点では何も決まっていない」

「ただ、すべてが可能だ」

なお、チアゴ・シウバは昨年の『フランス・フットボール』のインタビューで、ミランからPSGに移籍した際のイブラヒモビッチとのエピソードを紹介。

イブラヒモビッチからの「チアゴ、君は本当にPSGに行くつもりかい?」との問いに対して、同選手は「そうだよ。今、サインしたところさ」と返答。すると、「冗談じゃないよな? 君が行かないなら、俺はサインしない。もし、嘘をついていたら承知しないからな」と、脅しを受けていた。

そのため、今夏の移籍市場ではミランと1年間の契約延長オプションを有するイブラヒモビッチに対して、逆にチアゴ・シウバが「契約延長するの?」と先に問いかける可能性もあるかもしれない。