ラツィオに所属するイタリア代表FWチーロ・インモービレが新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大で苦闘が続く母国を侮辱したイギリス人医師に激怒している。『フットボール・イタリア』が伝えている。

現在、イタリア国内では北部のロンバルディア州を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。イタリア当局の発表によると、今月13日時点で感染者数は1万7000人以上、死者は1200人以上と、発生源とされる中国に次ぐ甚大な被害に見舞われている。

そのイタリアの窮状について物議を醸すコメントをしたのが、イギリスの有名医師のクリスチャン・ジェッセン氏だ。

同医師はイギリス『FUBAR Radio』の番組内で、大規模な封鎖を行ったイタリアの新型コロナウイルス封じ込め対策を批判。

「この発言は少し人種差別主義者と思われるかもしれないし、謝罪を求められるかもしれない。だが、ちょっとした言い訳のように感じないか?」

「イタリア人は昔からよく言い訳をする。すべての問題に蓋をすることで、少しの間、仕事を止めて長いシエスタ(昼寝)をするんじゃないか」

今回の大規模封鎖を「昼寝の口実」かのように揶揄したジェッセン医師の発言はイタリア国内で多くの批判を受けることになった。

そして、インモービレは自身の公式インスタグラムを通じて、「(新型コロナウイルスで)亡くなった人や感染に苦しむ人の家族や病院で懸命に戦っている人たちのまでそんなこと言えんのか! このバカ野郎! 心の底からあんたにこの言葉を伝えるよ。消え失せろ!」と、怒りをぶちまけた。