ゼニトの熱狂的なサポーターが世界規模で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が続いている中、狂気の連帯感を見せている。アメリカ『NBCSports』が伝えている。

現在、新型コロナウイルスの影響によって世界各国でリーグ戦の中断が相次いでいる中、ロシア・プレミアリーグは開催を継続している数少ないリーグの1つだ。

とはいえ、ロシアでもここ最近に入って感染拡大の兆しが出始めており、モスクワやサンクトペテルブルクなどの主要都市においては大規模なスポーツやエンターテイメントなどのイベントに関して開催の制限が行われている。

その状況の中、14日にFCウラルをホームで迎え撃ったゼニトは、イラン代表FWサルダール・アズムンのハットトリックの活躍などで7-1の圧勝を飾った。

ただ、同試合中に物議を醸したのが、ゼニトの熱狂的なサポーターによる狂気とも言えるチャント。

ゴール裏に陣取るウルトラスは、「俺たちは全員フットボールに感染している。そして、ゼニトのためなら死ねる」との新型コロナウイルスを意識したバナーを試合前から掲げていたという。

さらに、試合中には「俺たちは死ぬ(覚悟がある)」との狂気のチャントを歌い続けていた。

その背景にはクラブへの忠誠心や連帯感を示すとともに、無観客開催やリーグ中断を検討するリーグ機構を牽制する意味合いがあると思われる。