ウディネーゼは今夏の移籍市場において中盤の主力を失うことになるようだ。

今シーズンのセリエAで降格圏と勝ち点3差の14位に位置するなど、近年はピッチ上のパフォーマンスが芳しくないウディネーゼ。

それでも、ジャンパオロ・ポッツォ氏を当主とするポッツォ家主導の下、国内外に独自のスカウト網を張っており、1990年代後半から現在に至るまで多くの逸材を発掘し、強豪クラブに売却して利益を稼ぐサイクルは健在だ。

そして、現在のチームにはアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル(25)、イタリア代表MFロランド・マンドラゴラ(22)、コートジボワール代表MFセコ・フォファナ(24)と中盤のポジションに3人の有望株を抱えている。

とりわけ、背番号10を背負うデ・パウルはミラノ勢やナポリといった国内の強豪クラブ、さらに国外の有力クラブから注目を集めている。

その中でウディネーゼのテクニカル・ディレクターを務めるピエルパオロ・マリノ氏は、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで今夏の移籍市場について言及。現状においては中盤の主力3人を失う可能性が高いことを認めている。

「我々は中盤を完全に刷新する必要がある。それは確かなことだ」

「マンドラゴラは幾つかのビッグクラブの間で人気があり、デ・パウルはあらゆる部分で真のチャンピオンだ。そして、フォファナに関しても同様に移籍の可能性がある」

「現状、イタリアにいるプレーヤーのコストが高いため、我々は国外のプレーヤーに投資していくことになるはずだ」

今夏の中盤刷新を明言した一方、マンチェスター・ユナイテッドやインテルなどからの関心も伝えられる、守護神のアルゼンチン代表GKフアン・ムッソ(25)に関しては慰留に自信を示している。

「ムッソはより成熟したプレーヤーになるため、あと1年はここに残ることになるはずだ。彼に関しては大きな移籍金を見込めるが、我々は幾つかの主力の維持に努めるつもりだ」