マルセイユが19日、アンドレ・ビラス=ボアス監督(42)に対する延長オファーを公表した。

アカデミカやポルト、チェルシー、トッテナム、ゼニト、上海上港の指導歴を持つビラス=ボアス監督は今季からマルセイユの監督に就任。打ち切りという形だが、リーグ・アン2位フィニッシュを成し遂げ、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に導いた。

しかし、ビラス=ボアス監督を巡っては先日、クラブからの契約延長オファーを拒否したという報道が浮上。マルセイユは「ビラス=ボアス監督の契約延長に関するメディアの誤った報道」を正すべく、異例の延長オファー“開示”に踏み切ったようだ。

クラブによると、会長を務めるジャック・アンリ・エイロー氏は先週、ビラス・ボアス監督と会談して、契約延長の希望を伝達。オファーの内容は2年契約で、2023-24シーズンのCL出場権獲得で行使される1年間の延長オプションも含まれているものだという。

また、日本代表DF酒井宏樹も所属するマルセイユは近年の浮き沈みの激しいチーム状況から脱却したい思いとともに、ビラス=ボアス監督に対する信頼、そして続投希望を強調した。

「マルセイユは20年間、慢性的な不安定さを抱えてきたクラブであり、この間に24回の監督交代を実行した」

「その20年間、4年以上の契約を締結した監督はディディエ・デシャン、ルディ・ガルシア、そしてオファーを打診しているビラス=ボアスの3人だけだ」

「これ(ビラス=ボアス監督に対する契約延長オファー)は安定したチームを作っていきたいという願望の表れであり、スポーツ面での成功に必要な投資を行っていくという決意の表れにもなる」

「そして、アンドレ・ビラス=ボアスの手腕に対する信頼の表れでもある。マルセイユとして、歴史の重要なページを新たに築きたいと思っている」