セルビア代表FWルカ・ヨビッチ(22)がレアル・マドリー残留を希望しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

昨夏フランクフルトから移籍金6000万ユーロ(約70億6000万円)でマドリーへ加入したヨビッチ。しかし、ここまで公式戦24試合2ゴールと高額な投資に見合うだけの活躍を見せられていない。

さらに、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けラ・リーガ中断中には母国セルビアへと帰国。しかし、外出制限を違反したことでセルビア国内で大きな問題となった上、チームに合流する前には自宅の壁から落ちてかかとを骨折し、現在は離脱するなど、良いところを全く見せられていない状況だ。

ファン・サポーターからの信頼を失っているヨビッチだが、ナポリを始め、ドイツやイングランドからも関心が示されており、わずか1年での退団説も浮上している。

マドリーはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(21)や、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(19)の獲得を目指しているが、新型コロナウイルスの影響でリーグが中断したことで、財政面にも大きな影響があり、多額の資金を投入しての獲得は難しい状況だ。

ヨビッチは、来シーズンもマドリーに残ることを希望し、見返したい思いを強く持っているが、マドリーも上述の影響もあって、ヨビッチに2度目のチャンスを与えるようだ。投資金額が大きかっただけに、チームへの還元を期待しているとのことだ。

さらに、ジネディーヌ・ジダン監督の存在も大きく、ヨビッチを獲得する際に直接勧誘していたことに加え、「ヨビッチは未来だ。彼は多くのゴールを決めるだろう」と今年1月にヨビッチを信頼していると発言している。

また、現在は主力になり2018年にはバロンドールも受賞したクロアチア代表MFルカ・モドリッチも、トッテナムから加入した当初は適応に苦しみ、スタートはつまづいていた。また、チームの貴重な得点源である元フランス代表FWカリム・ベンゼマも、加入当初はゴールを量産できずに苦しんでいた過去があり、ヨビッチの来季以降の飛躍に期待したいようだ。