マンチェスター・ユナイテッドは、過去にウェールズ代表FWガレス・ベイル(30)の獲得に迫っていたようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

ユナイテッドとベイルと言えば、今夏を含めマーケットが開くたびに移籍の噂が出る腐れ縁のような関係。そして、その始まりは同選手がサウサンプトンに在籍していたキャリア初期まで遡るようだ。

当時、サウサンプトンを率いていたジョージ・バーリー氏は、イギリス『アスレティック』で若かりし頃のベイルについて言及。その際、左サイドバックの有望株として知られていた教え子に、サー・アレックス・ファーガソン氏が興味を示し、2006年頃にクラブ間での交渉を行ったことを明かした。

「私たちはすでにセオ・ウォルコット(現エバートン)を、1200万ポンド(約16億円)でアーセナルへ売却していた」

「そして、彼らが(ベイルに対して)掲示した300万〜400万ポンド(約4億〜5億3000万円)のオファーに対して、“あり得ない”と返答したよ」

また、バーリー氏はホテルで会談した際、ファーガソン氏がベイルの左サイドバックとしての守備力を懸念していたことも明かしている。

「彼らは彼の守備面が少し気になっていたと思う。私たちもその改善のために働いていた。ただ、彼はそれにうまく対処していたよ」

その後、2007年に500万ポンド(約6億6000万円)でトッテナムへ移籍したベイルは、ユナイテッドの見立て通り、左サイドバックとして大成することはなかったが、左サイドハーフ、左ウイングとポジションを上げるに連れてその攻撃能力が開花。

2013年にはプレミアリーグ屈指のアタッカーとして8600万ポンド(約113億円)といわれる巨額の移籍金で、レアル・マドリーへのステップアップを果たしている。

現在、マドリーで苦境が続くベイルに関してユナイテッドの関心度合いは不明だが、今夏10数年越しの移籍を実現することになるのか…。