先週末に約3カ月ぶりの再開となったラ・リーガ第28節では首位のバルセロナと2位のレアル・マドリーがいずれも日本人選手所属チームに快勝し、最高の形での再スタートを切った。その一方、第2集団ではダービーを制した3位のセビージャを除き、再開初戦を白星で飾ることはできなかった。

ほぼ毎日、いずれかの試合が開催される超過密日程の中、15日に行われた今節の初戦ではセビージャがレバンテ相手に終盤の失点で追いつかれ、連勝のチャンスを逃している。

そういった中、最下位のエスパニョールと共に連勝一番乗りを狙うのが、16日にカンプ・ノウでの再開初戦に挑む首位のバルセロナだ。

前節、FW久保建英を擁するマジョルカとのアウェイゲームに臨んだバルセロナは、かつてのカンテラーノに幾度か危険なシーンを作られるが、エースFWメッシが1ゴール2アシストの活躍をみせ、最終的には4-0の圧勝。再開初戦をきっちり白星で飾った。元日本代表指揮官のアギーレ監督が率いる19位のレガネスを迎え撃つ今節は、早々の過密日程を強いられる中での選手選考に注目したい。また、物議を醸す形でカンプ・ノウに旅立ったレガネスのかつてのエースFWブラースヴァイトには古巣相手のリーグ2戦連発ゴールが期待される。

そのバルセロナ相手に個人としては抜群の存在感を果たした久保は、16日に前回対戦でゴールを挙げている9位のビジャレアルと対戦する。古巣との対戦ではブランクを感じさせない切れ味鋭い仕掛けや強烈なシュートなど、コンディションの良さを窺わせただけに、ビジャレアル戦での5戦連続スタメンは確実だ。現在、チームは降格圏の18位に低迷しており、勝ち点3奪取に貢献するゴールを期待したい。

バルセロナを勝ち点2差で追うレアル・マドリーは18日、7位のバレンシアという難敵を相手に連勝を目指す。再開初戦となった前節はMF乾貴士を擁するエイバル相手に3-1の完勝。DFマルセロ、DFセルヒオ・ラモスという重鎮にゴールが生まれたほか、復帰初戦のMFアザールも持ち味の鋭い仕掛けを幾度もみせ、実りある内容での勝利となった。

一方、対戦相手のバレンシアはレバンテとのダービーで後半終盤にエースFWロドリゴのゴールで先制もDFディアカビの不用意なPK献上のツケを払い、土壇場で追いつかれての厳しいドローとなった。それでも、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うライバルの取りこぼしにより、巻き返しのチャンスは十分に残っており、今節は格上相手に何とか勝ち点3を掴み取りたい。

熾烈なトップ4争いに身を置く4位のレアル・ソシエダ、5位のヘタフェ、6位のアトレティコ・マドリーは、いずれもボトムハーフの格下相手に再開後初白星を狙う。前節はいずれも攻撃面のパンチ力不足を感じさせる内容だっただけに、アタッカー陣の奮起に期待したい。

最後に乾を擁する16位のエイバルは、前節アトレティコと引き分けた10位のアスレティックとのバスク自治州ダービーに挑む。レアル・マドリーで途中出場となった乾はまずまず軽快な動きを見せており、今節では先発復帰も期待されるところだ。

《ラ・リーガ第29節》
6/15(月)
レバンテ 1-1 セビージャ
ベティス 2-2 グラナダ

6/16(火)
《26:30》
ヘタフェ vs エスパニョール
ビジャレアル vs マジョルカ
《29:00》
バルセロナ vs レガネス

6/17(水)
《26:30》
エイバル vs アスレティック・ビルバオ
バジャドリー vs セルタ
《29:00》
オサスナ vs アトレティコ・マドリー

6/18(木)
《26:30》
アラベス vs レアル・ソシエダ
《29:00》
レアル・マドリー vs バレンシア