アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が指揮官として初めて臨むトッテナムとのノースロンドン・ダービーに向けて意気込みを語っている。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

前節のレスター・シティ戦を1-1のドローで終え、連勝が3試合でストップした8位のアーセナル(勝ち点50)は、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に向けて厳しい状況に立たされている。そういった中、今節は9位のトッテナム(勝ち点49)とのダービーで2戦ぶりの白星を目指す。

中2日の対戦相手に対して、アーセナルは中4日と比較的余裕がある中で敵地でのダービーに臨む。そして、スペイン人指揮官はダービーに向けたここまでの準備期間について言及している。

「試合翌日にはトレーニングを行い、その次の日はオフにした。(再開後は)なかなか丸一日を休みにあてることはできなかったからね。残りの2日間で試合に向けた準備を進めていく。非常にビッグな一戦に向けてプレーヤーが準備と集中ができていることを望んでいる」

また、現役時代に選手としてノースロンドン・ダービーを経験しているアルテタ監督は、ここ最近低調なプレーが続くライバルがダービーでは全く別物のチームになると考えている。

「ダービーはチームの調子や現状といったものとは全く異なる文脈で語られる類の試合だ。個人的にはジョゼ(・モウリーニョ)がスパーズでやっている仕事に大きな敬意を抱いている」

「ただ、我々は敵地に向かい、勝利を得る必要があることを理解している。そのためには本当に全力を尽くさないとならないし、非常にタフなゲームを予想している」

「ダービーでは本当に何が起きるかわからない。情熱と様々な感情が入り混じると、多くの想定外の事態が起こり、非常に統制の取れた試合から一気に異なる形の展開に変わることも起きる」

「我々はそういった幾つかの要素をうまくマネジメントしていく必要があるだろう。私は現役時代に幾度かダービーでプレーし、そういったサプライズを経験してきた」

また、アルテタ監督は指揮官として初めて対峙することになるジョゼ・モウリーニョ監督については、トッテナムに「特別な強み」をもたらす存在であると語り、敵将への敬意を口にしている。

「彼らは多少の浮き沈みはあるものの、全体的に見れば、ジョゼがクラブにもたらそうとしているものをハッキリと確認することができる。彼はエネルギーと勢いを管理し、これまで指揮したすべてのクラブで本当に強いカルチャーを築いてきた」

「同様に彼は勝利をもたらし、在任したクラブでタイトルを獲得してきた。彼が就任したタイミングは夏から新たなプロジェクトをスタートするのと大きく異なるが、彼は常に適切な方法を見つけてきた。したがって、彼の成功を確信している。時間は少しかかると思うが、彼がそれを遂行すると確信している」

「私見では彼らは長い間、多くのケガ人に悩まされており、彼は自身の考えをすべてのプレーヤーたちに落とし込むための十分な機会が与えられていなかったと思う。そこは彼らにとって大きなディスアドバンテージになったと考えている。それでも、彼は常に成功のための道筋を見つけてきたし、トッテナムでもそうなると考えている」

「それこそ彼らがジョゼを迎え入れた理由だと思う。彼は様々な状況に対処するための豊富な経験を持っており、トッテナムを常勝チームにするための特別な強みを持っている」