デイビッド・ベッカム氏オーナーの下、今シーズンからMLS(メジャー・リーグ・サッカー)に参入しているインテル・マイアミの船出は厳しいものとなっているようだ。

2018年に創設され、MLSの25番目のクラブとして誕生したインテル・マイアミ。ベッカム氏を中心にソフトバンクの孫正義氏も参画したことで知られ、計画の段階から大きな注目を浴びていた。

その記念すべき1年目のシーズンが3月に開幕したが、新型コロナウイルスの影響で第2節以降中断を余儀なくされていた。

その後、通常通りのシーズン消化が困難と判断したMLSは、オールスターゲームを含む3つのカップ戦の開催中止と共に、7月8日からフロリダ州のオーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに全26チームを集結させ、6つのグループに組み分けした無観客でのサマートーナメントを開催することを決定した。

『MLS is Back Tournament』という名称となったそのトーナメントはすでに3試合を消化。インテル・マイアミは中断前の試合を含めると5試合を戦ったが、ここまで全敗という成績となっている。

今月20日に行われた昨季2位のニューヨーク・シティとの一戦は0-1で敗戦。試合後にインスタグラムを更新したベッカムは、自身が現役時代に活躍したメガクラブを例に挙げ、時間が必要だとファンに説いた。

「道のりが長く、息抜きが必要になるのはよくあることだ。マンチェスター・ユナイテッドもレアル・マドリーも、ラ・リーガもプレミアリーグも一日にして成らなかった」

「チームも選手もクラブも繁栄するには時間が必要だ。成功すれば困難な時代は遠いことのように思えるものだ」

「これまで達成したことを振り返る時間を作るのは大切なことだ。私はチームもクラブも、そしてアメージングなファンのことも誇りに思っている。忍耐は美徳だ」

なお、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドなどのビッグネームの獲得が噂されるインテル・マイアミだが、移籍市場の動向は果たして。今後の起死回生に期待したい。