サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回はマンチェスター・シティの元スペイン代表MFダビド・シルバが2018年8月19日に行われたプレミアリーグ第2節のハダースフィールド戦で決めたフリーキックだ。


自身通算リーグ戦250試合出場に王手をかけていたシルバは、そのメモリアルゲームを先発出場で飾った。

キックオフ前に未熟児として2017年12月に誕生したマテオ君を抱いてピッチに登場したシルバは、シーズン初出場の一戦ながら司令塔ぶりを発揮。チームは3-1と2点リードで前半を折り返す。

そして48分、ゴール正面やや右、ゴールまで約25mの位置でFKを獲得すると、シルバが左足を一閃。コース、スピード共に文句なしの一撃がゴール右上隅に突き刺さった。感動的な空気に包まれていたスタジアムも、この一撃で大きな歓声に包まれた。

2010年にバレンシアから加入して以降、公式戦400試合以上の出場数を誇り、11個のチームタイトルをもたらしたシルバ。今シーズン限りで10年間在籍したシティを去り、新たな挑戦に向かう。