サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインが決めたハットトリックだ。


アカデミー時代から過ごすトッテナムで今なおゴールを量産し続けているケイン。2017年にはプレミアリーグで年間39ゴールを奪い、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏の持つ年間最多ゴール記録を更新していた。

今回はシアラー氏の記録に並んだ、2017年12月23日に行われたプレミアリーグ第19節のバーンリー戦でのハットトリックを紹介する。

試合開始時点で年間33ゴールを記録していたケイン。まずは7分、MFデレ・アリが獲得したPKのチャンスで、冷静に相手GKの逆を突き先制点を記録する。

そして69分、MFムサ・シソコのスルーパスに完全に抜け出すと、GKとの1対1を落ち着いて制し、GKの右下を撃ちぬいた。

さらに79分には、ケインがプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪うと、最後はデレ・アリの落としに反応し、自ら一気に抜け出し、ゴール左に沈めた。

試合はこのまま3-0でタイムアップ。年間ゴール数を36に積み上げたケインはシアラー氏の記録に並んだ。

なお、ケインは次節のサウサンプトン戦でもまさかの2戦連続ハットトリックを達成。プレミアリーグ年間39ゴールを樹立した。