サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが決めたハットトリックだ。


2010年にシティの目玉補強の1人として加入したアグエロは、初年度からシーズン20ゴール以上を記録する大活躍。以降、躍進を続けるシティの得点源として、公式戦370試合で254ゴールを挙げている。

その活躍ぶりはジョゼップ・グアルディオラ監督が指揮官に就任した2016-17シーズンからも変わらず、2016年9月14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグのボルシアMG戦ではハットトリックを達成している。

まずは9分、左サイドからDFアレクサンドル・コラロフが鋭いグラウンダーのクロスを入れると、狡猾な動き出しからアグエロがワンタッチでゴールを奪う。

そして28分には、MFイルカイ・ギュンドアンが獲得したPKのチャンスでは冷静にGKの逆を突き、追加点。さらに77分には、FWラヒーム・スターリングのスルーパスに抜け出すと最後はGKまでかわして無人のゴールに流し込んだ。

一時はFWガブリエウ・ジェズスに定位置を奪われかけたアグエロだが、再びシティのエースに君臨。来季以降、グアルディオラ監督のもとでチャンピオンズリーグのタイトルを獲得することは叶うだろうか。