サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、カディスの元スペイン代表FWアルバロ・ネグレドがマンチェスター・シティ時代に決めたハットトリックだ。


スペイン代表としても活躍したネグレドは、アルメリアやセビージャでの活躍の後、2013年夏にマンチェスター・シティに移籍。在籍2年間で公式戦49試合に出場し23ゴールを記録した。

2013年11月5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、CSKAモスクワ戦では移籍後初のハットトリックを達成している。

当時CSKAモスクワのMF本田圭佑も先発出場したこの試合だが、シティが序盤に2-0とリードを広げる。

そして迎えた30分、右サイドを突破したFWセルヒオ・アグエロの完璧なお膳立てから、ネグレドが流し込み追加点を奪う。

前半終了間際に1点を返され、3-1で迎えた51分、今度はMFヤヤ・トゥーレのロブパスに抜け出したMFサミル・ナスリが完璧なお膳立て。またもネグレドがダイレクトで流し込んだ。

さらに、1点を返されたものの、後半アディショナルタイムには左サイドを突破したMFジェームズ・ミルナーのクロスにネグレドが上手く頭で合わせ、見事ハットトリックを達成。試合は多彩な攻撃を見せたシティが5-2で勝利している。