世界中で休むことなく紡がれ続けてきたフットボールの歴史の中で今日何が起こったのか。本日9月3日の出来事を振り返ってみよう。

今回ピックアップするのは、2003年9月3日。元ブラジル代表MFロナウジーニョ氏がバルセロナデビュー戦で鮮烈なゴールを決めた日だ。


◆バルセロナに降り立った救世主
2002年日韓W杯でのブラジル優勝への貢献やパリ・サンジェルマンでの凄まじい活躍を受けて、2003年夏に鳴り物入りでバルセロナに加入したロナウジーニョ氏。当初クラブは、マンチェスター・ユナイテッドのMFデイビッド・ベッカムの獲得に動いていたものの、同選手が永遠のライバルであるレアル・マドリーへ移籍したことを受け、ロナウジーニョを獲得していた。

しかし、この補強が、当時“銀河系軍団”を擁して黄金期を迎えていたレアル・マドリーの陰に隠れがちだったバルセロナの歴史を変えることとなった。

◆その後の活躍を暗示するような鮮烈なデビュー
そして迎えた2003年9月3日。ラ・リーガ第2節のセビージャ戦で、ロナウジーニョはバルセロナデビューを飾る。

前半に先制を許し、0-1で迎えた58分、GKビクトル・バルデスのスローを自陣で受けたロナウジーニョはドリブルを開始。プレスにきたセビージャDF2人を鮮やかにかわし、敵陣中央まで侵入すると、右足を一振り。豪快なシュートは相手GKの頭上を破り、クロスバーの下部に当たりゴールネットを揺らした。

今後のクラブでの大活躍を暗示するような、チームを救う圧巻のゴールを決めている。

その後も活躍を続けたロナウジーニョは、類稀なテクニックと一瞬の閃きで、ファンを魅了。さらにバルセロナのマドリーからリーグの覇権奪還や2005-06シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に大きく貢献し、バルセロナが再び欧州のトップクラブに返り咲く大きな原動力となった。