サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は元ブラジル代表FWロナウド氏がレアル・マドリー時代に決めたハットトリックだ。


現役時代に“フェノメノ(怪物)”と称された、史上最も偉大なストライカーの1人であるロナウド氏。2002年の日韓ワールドカップで大会トップの8ゴールでチームを優勝に導いた後、レアル・マドリーへの移籍を果たした。

マドリー時代後期には病気から来る運動量の衰えを批判されはしたものの、クラブ通算177試合104ゴールという数字を残している。

2003年3月1日に行われたラ・リーガ第24節のアラベス戦では、その怪物ぶりを象徴するようなゴールでハットトリックを決めている。

まずは11分、カウンターからチャンスを作ると、左サイドでボールを受けたロナウドが得意のまたぎフェイントで相手DFを翻弄。左足で見事なシュートを叩き込んだ。

エンドが変わった64分には、FWラウール・ゴンサレスのスルーパスに抜け出すと、再びのまたぎフェイントで相手DFをアンクルブレイクさせ、そのまま左足でグラウンダーのシュートを流し込む。

さらに78分には、オフサイドラインぎりぎりで抜け出したロナウドが圧倒的なスピードでDFを寄せ付けず、そのまま独走でゴールを奪い、ハットリックとした。

その姿は完全に無双状態。相手DFを完膚なきまでに圧倒したロナウドのスピードだった。

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