今夏の移籍市場で、クラブ史上最高額となる移籍金でドイツ代表MFカイ・ハフェルツを獲得するなど、すでに6人を獲得する超大型補強を敢行しているチェルシー。さらに7人目の補強として、スタッド・レンヌに所属するセネガル代表GKエドゥアール・メンディ(28)の獲得も目指している。

そんな中チェルシーは14日にプレミアリーグ開幕戦でブライトン&ホーヴ・アルビオンと対戦。GKにはスペイン代表GKケパ・アリサバラガを起用した。試合は1-3で快勝を収めたものの、1-0の54分には、ボックス手前右からブライトンFWレアンドロ・トロサールにミドルシュートを打たれると、ゴール左隅に決まり、同点とされてしまっていた。


2018年夏にGK史上最高額の7160万ポンド(約101億5000万円)でチェルシーに加入したケパ。しかし、2019-20シーズンは不安定なパフォーマンスでフランク・ランパード監督からの信頼を失い、一時は元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロにスタメンを奪われるなど、苦しいシーズンを過ごし、チームも上位陣で最多となる54失点を喫した。

ケパに関しては、俊敏性と反射神経が持ち味で、組み立てに参加できる足元の技術も持っているが、ミドルシュートやハイボールへの対応といったゴールキーピングの部分での課題が再三言われている。

ブライトン戦後のインタビューでは、フランク・ランパード監督が「ケパにはとても満足している。失点の場面で彼がもっと上手くやれたかどうか分からない。しかし、彼のプレーには自信があった。彼は私たちのGKで、私は彼に満足している」とケパへの信頼を口にしているが、新たな守護神候補としてメンディ獲得を望んでいることは明らかだろう。

一方のケパは、チェルシーでの定位置争いに燃えており、仮にメンディが加入しても残留が既定路線だ。昨シーズンのリーグ・アンで24試合19失点の堅守を築いた、レンヌの守護神であるメンディが加入となれば、強力なライバルとなるが、チェルシーのGK問題はどうなるだろうか。

メンディに関しては、リーグ・アン第2節以降ベンチ外となっており、チェルシー移籍が決定的な状況となっている。