ミランを率いるステファノ・ピオリ監督が、新シーズンの公式戦初戦となるシャムロック・ローヴァーズ戦に向けて意気込みを語っている。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

ピオリ監督は、昨年10月にマルコ・ジャンパオロ前監督の後任としてミランの新指揮官に就任。就任時に13位と低迷していたチームを最終的に6位でフィニッシュさせ、ヨーロッパリーグ(EL)出場権をもたらした。

その後、シーズン最終盤にはラルフ・ラングニック氏の招へいにより、指揮官の座を追われるかに思われたが、最終的に新たな2年契約にサイン。新シーズンも引き続きロッソネリを率いることになった。

21日にボローニャとの2020-21シーズンのセリエA開幕節を控える中、17日に一足早くEL予備予選2回戦で新シーズンをスタートするピオリ監督は、アイルランドの強豪との新シーズンの初陣に向けて意気込みを語っている。

「新シーズンをスタートさせ、ヨーロッパリーグに繋がるこの道を良い形で終わらせようとしていることに興奮している」

「これはあくまでも予選であり、我々の目標はグループステージに到達することだ。ヨーロッパフットボールは、我々のような歴史あるクラブが所属する場所であり、我々はそこに戻りたいと思っている」

「我々のシーズンはシャムロック・ローヴァーズ戦から始まる。残念ながら、1人か2人の大きな欠場者が出ていますが、試合に向けたポジティブな要素に目を向ける必要がある。最初の試合がどれだけタフなものであるかはわかっている。相手は我々よりも、ここまで多くの試合をこなしている。我々は90分間、気を引き締めていかなければならない」

また、この一戦に向けた最新のチームニュースについても言及。コンディションが懸念される元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ、ブレシアからの目玉の新戦力であるイタリア代表MFサンドロ・トナーリらがプレー可能だと説明している。

「我々には休養が必要だった。そのため、準備期間はあまりなかったが、準備はできているし、全力を尽くす必要がある。我々は非常に明確に、自分たちの最高のゲームをする必要がある。まずは自分たちのアイデンティティ、アイデア、ピッチ上での決断など、自分たちがやっていることに集中しなければならない」

「新しいプレーヤーは、我々がどのようなプレーをしたいのかという部分で、すでに明確なアイデアを持っている。今までは、トレーニングや親善試合を通じて、正しいメンタリティを発揮してきた。私は、このユニフォームを着ることの意味を知っているプレーヤーを指導している。それは良い兆候だ。全力を尽くすチームを見て、ファンはとても喜ぶはずだ。我々は結束の固いグループで、お互いに信頼し合っている」

「イブラヒモビッチが親善試合でもう少しプレーしてくれれば良かったが、彼は完全に回復していて、常に準備ができている。モチベーションも高く、依然として競争力もある」

「仮にイブラヒモビッチが欠場した場合は、レビッチがそのポジションをカバーし、レオンがセカンドストライカーとしてプレーすることになる」

「また、トナーリはまだ若いが、成熟していて準備ができている。彼はここにいることに満足しているし、自分に何ができるかをすでに見せてくれている」

また、今夏のメルカートではイブラヒモビッチら主力の残留に加え、トナーリ、レアル・マドリーのU-21スペイン代表MFブラヒム・ディアスのレンタルなど、まずまずの成果を得ている。

ピオリ監督はここまでのクラブからのサポートに満足しつつ、来月初旬のメルカート閉幕まで現スカッドを見極めながら、必要に応じた補強を行いたいと考えている。

「クラブは昨シーズンから始めたことを継続する意思を示してくれた。契約更新から新戦力補強まで、良いビジネスができたと思うし、本当に満足している」

「市場が締まるまでしばらく時間があるが、現状はピッチ上で何が起こるかを考え、シーズンを最高の形でスタートすることだけを考えればいいと思っている。ここ数週間は、我々にとって何がベストな選択なのか、経営陣と共により深く考えることができた」