2020-21シーズンのセリエA開幕節、パルマvsナポリが20日に行われ、アウェイのナポリが2-0で勝利した。

昨シーズン、コッパ・イタリアを制したものの、セリエAでは期待外れの7位フィニッシュとなったナポリ。リベラーニ新監督を迎えた昨季11位のパルマのホームに乗り込んだこの開幕戦ではオシムヘン、ペターニャ、ラフマニと3人の新戦力がベンチ入りも、クリバリやインシーニェ、ファビアン、メルテンスなど昨季の主力が起用された。

立ち上がりからボールを握るナポリだが、[4-4-2]のきっちりとした守備ブロックを敷くパルマの守備にうまく吸収されてしまう場面が目立ち、なかなか効果的な攻めを見いだせない。

逆に、相手のカウンターからイングレーゼらにフィニッシュまで持ち込まれるが、ここはクリバリを中心とする守備陣がきっちり制限をかけてGKオスピナが無理なセーブを強いられる場面はほとんどなし。

前半半ばから終盤にかけて攻撃のギアを上げたいナポリは、インシーニェとロサーノの両ウイングの仕掛けをアクセントに押し込んでいくが、ファビアンらのシュートはことごとく相手のブロックに遭い、前半を枠内シュート0で終えることに。

後半も立ち上がりに攻め込まれる場面を作られるなど、苦戦が続くナポリは61分、デンメを下げてセリエAデビューのオシムヘンを投入。この交代で両ワイドにロサーノ、インシーニェ、2トップにオシムヘンとメルテンスが並ぶ攻撃的な布陣にシフト。すると、64分には右サイドからロサーノが入れたクロスにオシムヘンが競ると、ボックス中央でこぼれ球に反応したメルテンスが右足のシュート右隅へ流し込む、この試合最初の枠内シュートで先制に成功した。

さらに、投入直後から速さ、強さと存在感を示すオシムヘンを起点に畳みかける攻勢を仕掛けるナポリ。68分にはペナルティアーク付近のオシムヘンの見事なヒールの落としからインシーニェが右ポストを叩くシュートを放つ。

流れを完全に引き寄せたナポリは77分、相手陣内右でのロサーノのインターセプトからショートカウンターに転じ、メキシコ代表FWのシュートはGKの好守に阻まれるも、こぼれ球に反応したインシーニェが冷静にタップイン。試合を決定付ける2点目とした。

その後、ポリターノやロボツカらの投入で逃げ切り態勢に入ったアウェイチームは冷静に相手の攻撃を撥ね返し続け、2-0のまま試合をクローズ。最後の崩しの局面での停滞を新戦力オシムヘンの投入で見事に変えたナポリが、新シーズンを白星でスタートした。