ラ・リーガ第2節、レアル・ソシエダvsレアル・マドリーが20日にアノエタで行われ、0-0のドローに終わった。

今夏の移籍市場ではここまでハメス・ロドリゲスやベイル、レギロンと余剰人員の整理を優先し、主力クラスの補強なしと継続路線を歩む王者マドリー。連覇を狙う新シーズンの初陣となったソシエダ戦ではコンディションの問題を抱えるアザールやアセンシオらが招集メンバーを外れたものの、昨季の主力が揃って先発に。ただ、レンタルバックのウーデゴールがカゼミロに代わって古巣アノエタのピッチに立った。

一方、昨季6位のソシエダはバジャドリーとの開幕戦を1-1のドローで終えており、王者相手のホーム開幕戦で今季初勝利を狙う。マンチェスター・シティから加入した注目のダビド・シルバは、この試合で初のベンチ入りを果たした。

1トップのベンゼマの下にウーデゴール、ロドリゴ、ヴィニシウスの若手3選手を[4-2-3-1]の布陣で臨んだマドリーは、立ち上がりからボールを握ってホームチームを押し込んでいく。13分には中央でのウーデゴールとのパス交換からベンゼマが枠内シュートを放っていく。

その後も相手陣内でのプレーが続くマドリーだが、[4-4-2]の堅固な守備ブロックを築くソシエダを前にアタッキングサードでのアイデアが足りず、決定機まで持ち込めない。38分には左CKからセルヒオ・ラモスが強烈なボレーシュートを放つが、相手DFのブロックに。40分には相手のビルドアップのミスを突き、ボックス内でボールを受けたベンゼマにシュートチャンスも、ここは角度がなく枠に飛ばせない。

逆に、43分にはここまで鳴りを潜めたソシエダのカウンターに晒されてボックス左でフリーのイサクに絶好機を与えるが、ここはタイミング良く飛び出してシュートコースを消した昨季サモラ賞受賞の守護神がビッグセーブで阻止した。

結局、0-0で試合を折り返したマドリーは後半に入って攻勢を強めたいところだが、前半同様に相手の堅い守備に手を焼く。62分にはボックス手前でうまくシュートコースを作ったベンゼマが鋭いグラウンダーのシュートを枠に飛ばすが、ここはGKレミロに阻まれる。

一方、ソシエダは63分にイサクを下げてバレンシア時代以来、10年ぶりのラ・リーガ帰還となったシルバが“ラ・レアル”デビューを飾る。この交代でシルバがトップ下に入り、オヤルサバルが最前線にポジションを上げた。

こう着状態を打開したいジダン監督は70分、ウーデゴール、モドリッチ、ロドリゴを下げて、バルベルデ、カゼミロと共にこれがトップチームデビューとなる20歳カンテラーノのマルビンを同時投入。

この交代で攻撃を活性化させたいマドリーだが、引き分けを良しとするホームチームの絶妙な守備バランスを崩せず、セットプレー以外にゴールの匂いを感じさせるような攻めを見せられず。逆に、88分にはボックス手前でボールを持ったシルバに強烈な左足のシュートを浴びるが、ここはDFの身体を張った守備で何とか凌ぐ。

その後、ヴィニシウスに代えてデビュー戦となる18歳MFアリバスを投入したマドリーだが、試合はこのまま0-0でタイムアップ。攻撃陣の一部主力の不在の影響もあったか、攻撃面での停滞感が目立った昨季王者はゴールレスドローで新シーズンをスタートすることになった。