トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がフランス代表MFタンギ・エンドンベレの立ち直りに感銘を受けている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

昨夏にクラブ史上最高額の5400万ポンド(現レートで約72億7000万円)でリヨンから加入したエンドンベレ。しかし、期待されたほどのパフォーマンスが出せれず、途中就任したモウリーニョ監督から公の場でプレー内容を叱責されるなど適応に苦しんだ。新型コロナウイルスによる中断以降の出場は途中出場の2試合のみとなっていた。

スパーズでの将来に陰りが見えていたエンドンベレだが、20日に行われたプレミアリーグ第2節のサウサンプトン戦でリーグ戦では3月以来の先発出場。さらに、24日に行われたヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦のシュケンディヤ戦ではフル出場を果たし、勝利に貢献していた。

モウリーニョ監督は決してエンドンベレを特別扱いしていたわけではないと主張。全選手たちにかくあるべきという持論を説くとともに、同選手が復調の兆しを見せた殊に満足感を示した。

「彼はその方向性が正しいものでないと感じていたんだと思う。我々のプレーヤーはタダでポジションが与えられるなんて考えていない。選手たちは競争しなければならないし、最高のパフォーマンスを発揮しなければならない。私は彼の移籍金が高かったから、重要な選手だからという理由だけでチームに居場所を与えることはしない」

「彼は自分の力で勝ち取らなければならない。おそらくチームメイトの助けもあったのだろう。正しい方向に向かっているよ。待ってみようじゃないか。プレミアリーグの試合はシュケンディヤ戦よりも遥かに難しいゲームになる。激しさが桁違いだし、クオリティも高い。だが、サウサンプトン戦では45分間でもポジティブな反応を示してくれた」

「とても満足している。いつも言っていることだが、選手が改善する時、それは選手の問題であって、奇跡を起こすのは監督じゃない。それは自分の力で起こすものだ。理解しなければならないことを理解するために、向かわなければならない正しい方向に向かうためにね」