明治安田生命J1リーグ第20節の1試合が3日にニッパツ三ツ沢球技場で行われ、アウェイの柏レイソルが横浜FCを3-0で下した。

浦和を下して、2連敗の悪い流れを断ち切った13位横浜FCは柏からレンタル加入の手塚が契約上の問題で欠場。古巣戦のレアンドロ・ドミンゲスが前節に引き続きスタートからピッチに立った。一方、横浜F・マリノスに屈した前節からの仕切り直しを狙う8位柏は開幕節を最後に欠場が続いたクリスティアーノをはじめ、神谷優太のほか、古巣戦の北爪が先発。攻撃の軸として全試合先発が続いた江坂は今季初めてベンチからも外れた。

今季2度目の連勝を狙う横浜FCと今季2度目の連敗回避となる勝利を目論む柏の一戦。開幕ゲーム以来の復帰ということもあり、注目が集まったクリスティアーノが早々に格の違いを見せつける。カウンターに転じた5分、自陣ハーフウェイライン中央で三原からパスを受けたクリスティアーノが相手最終ラインの背後を突こうとするオルンガの動きに合わせて右足で浮き球パスを供給。これが通ると、抜け出したオルンガがボックス左から左足シュートを流し込み、ホットラインがいきなり開通した柏が先手を奪う。

早々に守備が崩れてしまった横浜FCだが、標榜するポゼッションサッカーで総じて柏を押し込み、全体を押し上げて反攻。そうした戦況が続くなか、31分には古巣戦のレアンドロ・ドミンゲスがビッグチャンスを演出する。右サイドからのパスに敵陣中央で反応したレアンドロ・ドミンゲスがワンタッチで相手最終ラインの背後にボールを叩くと、このパスと同時に抜け出した瀬沼がマークに突いた相手DFを交わしてシュートまで持っていくが、惜しくもゴール左に外れてしまい、同点機を逸する。

1点ビハインドで試合を折り返した横浜FCはその後半も立ち上がりからボールの主導権を握り、敵陣に攻め入る。受けに回る柏だが、53分に佐藤のバックパスをカットしたオルンガの単騎カウンターで追加点のチャンス。見事なボールタッチで背後を抜け出してフィニッシュの形まで持ち込むが、ゴール左に外れ、生かせない。すると、その1分後には随所に存在感を示すレアンドロ・ドミンゲスがバイタルエリア中央からミドルシュート。両軍のベンチワークも活発的になり、各所で激しさが増していく。

横浜FCが引き続き6割程度のボールポゼション率を記録する展開のなか、最後のところで守りの集中を切らさない柏は67分、69分と立て続けに51分からピッチインの仲間に好機。しかし、いずれの場面もモノにできない。その後、70分すぎに危ない場面が増え始めたが、オルンガがチームを楽にする追加点。76分、バイタルエリア右で右サイドからのクロスに反応したオルンガが柔らかい左足のタッチでボールを収めると、そのトラップでボックス中央まで持ち込み、左足シュートをゴール左に決めた。

得点ランキングトップをひた走るオルンガの19ゴール目で横浜FCを突き放した柏は88分に山下と大谷の投入で試合を締めにかかると、後半アディショナルタイム1分にダメ押し。右サイドの川口が上げたクロスにボックス左の大谷が頭で合わせると、これがゴール右に吸い込まれた。このまま試合はタイムアップ。2試合ぶり勝利の柏が今季節目の10勝目を手にして、上位追走に成功した。

横浜FC 0-3 柏レイソル
【柏】
オルンガ(前5、後31)
大谷秀和(後45+1)