ラ・リーガ第5節、アトレティコ・マドリーvsビジャレアルが3日にワンダ・メトロポリターノで行われ、0-0のドローに終わった。なお、ビジャレアルのMF久保建英は85分からプレーしている。

先日のチーム開幕戦ではグラナダを相手にFWスアレスのドブレーテなど攻撃陣が6ゴールを挙げる大爆発を見せたアトレティコ。だが、前節のウエスカ戦では一転して無得点に終わり、ふり幅の大きい序盤戦2試合となっている。攻撃面の改善が求められるこの一戦では、先発3人を変更。フェリペの相棒にサビッチを起用したほか、中盤はビトロ、マルコス・ジョレンテに代えてコケ、コレアを起用した。

一方、ビジャレアルはアルカセル、ジェラール・モレノの2人のストライカーが開幕から好調を維持し、2勝1敗1分けの上々の滑り出し。直近のアラベス戦も3-1の快勝となった。アトレティコのホームに乗り込んだこの一戦では同じスタメンを継続し、久保は引き続きベンチスタートとなった。

共に堅実な守備に定評がある指揮官同士の一戦は堅い入りに。8分と10分にはボックス付近までボールを運んだスアレスが続けて右足を振っていくが、いずれも相手のブロックに遭う。

対するビジャレアルは素早いトランジションとサイドでの数的優位を生かした攻めで反撃に転じる。19分にはガスパールのブレ球気味のミドルシュートが枠を捉えるが、ここはGKオブラクに弾き出される。

時間の経過と共に中盤での潰し合いが目立ち、互いになかなかシュート数が増えていかない、こう着状態に陥る。その中でビジャレアルはモイ・ゴメス、ジェラール・モレノの両翼がうまくタメを作りながら、より効果的な仕掛けを見せたが、アトレティコの堅守をこじ開けるまでには至らず。

ややクローズな前半45分を経て仕切り直しとなった後半は、ビジャレアルにいきなり決定機が訪れる。ジェラール・モレノとのパス交換でインナーラップしたガスパールがボックス右に侵入して右足のシュートを放つ。だが、勢いは十分もコースの甘いシュートはGKオブラクの好守に阻まれる。

後半に入ってサイドからの仕掛けに活路を見いだそうとするアトレティコは58分、左サイドのロージから絶妙なクロスが入るが、ファーで反応したスアレスの手前でGKアセンホに対応される。

何とか流れを変えたいシメオネ監督は70分にスアレス、コレア、コケに代えてジエゴ・コスタ、カラスコ、M・ジョレンテの3枚替えを敢行。さらに、75分にはフェリックスを下げてエクトル・エレーラをピッチに送り出し、ジエゴ・コスタとM・ジョレンテの2トップでゴールをこじ開けにかかる。

対するエメリ監督はアルカセルに代えてチュクウェゼ、85分にはトリゲロスに代えて久保を右サイドのポジションに投入。

互いに相手の堅守に対して決め手を欠く中、90分には左サイドのエストゥピニャンのクロスに反応したジェラール・モレノがボックス右から難度の高い左足のダイレクトボレーシュートを放つが、これも枠を捉え切れず。

そして、最後まで睨み合いが続いた強豪対決は0-0のドローに終わり、ホームのアトレティコは2戦連続ゴールレスドローと開幕戦の6ゴールが嘘のように、今季も得点力不足が懸念される序盤戦に。