サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが決めたフリーキックだ。


2015年のPSG移籍以降、クラブが度々ビッグネームを獲得しながらも、主力の座を守り続けてきてディ・マリア。チームに欠かせぬ存在となっており、2019-20シーズンは公式戦41試合に出場し12ゴール23アシストと、見事な結果を残している。

昨シーズンは国内4冠を達成したPSGだが、その一つ目のタイトルとなったトロフェ・デ・シャンピオンのスタッド・レンヌ戦では、圧巻のFK弾を決めている。

レンヌにまさかの先制を許す展開となった試合だが、57分に同点に追いつくと、PSGは61分にディ・マリアを投入する。すると73分、ボックス手前中央やや右の好位置でFKを獲得。これをキッカーのディ・マリアが跳んだ壁のギリギリ上を越す完璧な軌道のシュートでゴール右隅に突き刺し、逆転に成功した。

PSGはそのまま勝利を飾り、大会7連覇を飾っていた。

現在は9月に行われたマルセイユ戦での唾吐き行為で4試合の出場停止処分中のディ・マリア。PSGとしては復帰が待たれるところだ。