マンチェスター・ユナイテッドの次期指揮官として、ライアン・ギグス氏を推す声が挙がっている。

昨季のプレミアリーグで3位フィニッシュを遂げたユナイテッドは見事にチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得して今季を迎えたが、スタートに失敗。昨季のヨーロッパリーグ(EL)でベスト4まで戦った影響で今季開幕前の調整期間を十分に確保できなかったエクスキューズもあるが、プレミアリーグ開幕からここまで1勝2敗の16位に沈んでいる。

そうした状況を受け、オーレ・グンナー・スールシャール監督に対する風当たりも強まり、代表ウィーク明けの戦いぶり次第で監督交代に至る可能性を指摘する声も挙がるなか、現役時代にユナイテッドでストライカーとして活躍したマーク・ヒューズ氏がイギリス『BBC』で次期指揮官に近い存在として、ギグス氏の名を挙げた。

「ライアンは自らの監督キャリアを良い形で歩めている。腕を磨き続け、今ならマンチェスター・ユナイテッドでチャンスを得られると思う。ファン・ハールが去ったときの彼よりもね」

「おそらくだが、当時のユナイテッドは彼がチームをマネジメントする面での素質が十分じゃないと感じたのかもしれない。ただ、彼がユーロでうまくいけば、候補に入らない理由なんてない」

「彼は現役時代のキャリアを通じて、ファンタスティックな選手だった。そして、学びの良い機会も手にした。長らくアレックス(・ファーガソン)の指導を受け、ファン・ハールとも仕事をした」

「私的に彼とクラブにとって、良い決断だと感じた。ファン・ハールが退任したとき、彼が後任として引き継ぐと思った。そうはならず、クラブは(ジョゼ・)モウリーニョの擁立を決めたのだがね」

ユナイテッド一色の現役生活を送ったギグス氏は2013-14シーズンから選手兼コーチとなり、2014年4月にデイビッド・モイーズ氏の監督解任を受けて暫定的にチームを指揮。同シーズン限りで現役を退くと、翌シーズンからルイス・ファン・ハール氏の下でアシスタントコーチを務め、2018年1月からウェールズ代表の指揮を執っている。