明治安田生命J1リーグ第23節の1試合が18日に昭和電工ドーム大分で行われ、アウェイのガンバ大阪が大分トリニータを1-0で下した。

ここ2試合のアウェイ連戦が1分け1敗に終わり、白星から遠ざかる12位大分は3試合ぶりの白星を目指す今節に。前節から5選手変更の先発に羽田がボランチの一角として入った。一方、連勝こそ「6」で止まったものの、7試合負けなしの5位G大阪はベンチスタートの宇佐美とパトリックに代わり、渡邉とアデミウソンを起用。菅沼が欠場の昌子の代わりにセンターバックの一角としてスタートからピッチに入った。

試合は5連戦の5試合目となるG大阪に対して、出足の鋭さで上回った大分が押し気味に立ち上がる。次第に盛り返したG大阪だが、23分に渡邉の落としからボックス中央のアデミウソンが右足シュートでゴールネットを揺らした場面はボールの軌道にいた倉田のハンドを取られ、ノーゴールに。その後、速攻を軸に反攻した大分も再びG大阪の陣内に攻め入る場面を増やしたが、互いに決定打に至らず、こう着状態が続く。

ゴールレスで折り返した試合は後半の頭から渡邉とパトリックの交代を施したG大阪が押し気味な入りをみせるが、大分が55分にビッグチャンスを迎える。古巣戦の田中が相手最終ラインの背後を抜け出すと、GK東口をも交わしてボックス左から無人のゴールマウスにシュートを放つが、懸命に戻った高尾がカバーリングで阻止。続く59分にもボックス左で決定機を迎えた田中だが、ここもGK東口の好守に遭う。

65分にも左CKのチャンスから鈴木の際どいヘディングシュートでゴールに迫った大分が得点の匂いを感じさせる攻撃を続けるなか、やや浮き足立つG大阪は矢島と宇佐美をピッチに送り込む。すると、67分にパトリックのポストプレーからのボールを頭でボックス右に叩いた倉田がそのままゴール前に侵攻。矢島の折り返しを押し込みにかかるが、GKムン・キョンゴンのファインセーブに遭い、チャンスを生かせない。

それでも、飲水タイム明けに刀根を送り込み、修正を図った大分を尻目にG大阪がセットプレーのチャンスをゴールに繋げ、均衡を破る。右CKのチャンスを獲得した72分、キッカーの宇佐美が右足アウトスイングのクロスをゴール前に供給。ファーサイドに陣取ったゴール前のわずかなスペースに潜り込んだパトリックが頭で合わせると、これがゴール左に決まった。

悪くない流れのなかで守りが崩れてしまった大分はすぐさま反撃に転じるが、78分に右サイド深くからのクロスに田中が頭で合わせた場面は再び高尾のカバーリングに遭い、不意に。そうした攻め立てる展開のなかで、82分に島川、知念、高澤、野村の一挙4選手を送り出して、勝利への執着をみせた大分だが、上位追走のためにも負けられないG大阪も守りの集中を切らさない。

後半アディショナルタイムを通じてもリスク覚悟で前がかった大分だが、残るカードで松田、J1初出場の塚元を送り込み、試合をクローズしにかかったG大阪が1点のリードを守り抜いて、そのまま終了のホイッスル。2試合ぶりの白星で8試合負けなしを継続したG大阪が仕切り直しの1勝を手にして、上位追走に成功した。

大分トリニータ 0-1 ガンバ大阪
【G大阪】
パトリック(後27)