2020-21シーズンのヨーロッパリーグ(EL)・グループB第1節、ラピド・ウィーンvsアーセナルが22日に行われ、アウェイのアーセナルが1-2で逆転勝利した。なお、ラピド・ウィーンのFW北川航也は76分から出場した。

直近のプレミアリーグでマンチェスター・シティに惜敗したアーセナルは、公式戦2試合ぶりの白星を目指して今季EL初戦に臨んだ。シティからは先発5人を変更し、トーマスが移籍後初先発を飾り、前線にはペペ、ラカゼット、エンケティアが並んだ。

立ち上がりからボールの主導権を握ったアーセナルは、コラシナツ、サカ、エンケティアの左サイドを起点に相手を押し込んでいく。15分にはセットプレーからダビド・ルイスが強烈なヘディングシュートを枠に飛ばすが、ここは相手GKの好守に遭う。

ここから攻撃のギアを上げていきたいアーセナルだが、以降は中盤から前線への繋ぎやアタッキングサードでプレー精度を欠きなかなか決定機まで持ち込めない。逆に、相手のカウンターから高いラインの背後を突かれて幾度もピンチを招く。

すると、0-0で折り返した後半立ち上がりには不用意なミスから先制点を与える。51分、自陣ボックス内からのリスタートの場面でGKレノがカラに引っ掛けられてボールを失うと、これを拾ったフォンタスにすかさずゴールへ蹴り込まれた。

格下相手に先制を許したアルテタ監督は、その後も守勢が続く難しい展開を受けて動く。61分、エンケティアとセドリックを下げてオーバメヤンとベジェリンを同時にピッチに送り込む。

すると、投入直後にエースがいきなりフィニッシュに絡むと、70分には相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのペペが浮き球のボールをゴール前に入れる。ここで序盤から制空権を握っていたD・ルイスが頭で合わせ、同点ゴールを奪った。

さらに、畳みかけるアウェイチームは直後の74分、ボックス手前右のD・ルイスからの絶妙なスルーパスに抜け出したベジェリンがボックス右のゴールライン際で丁寧に折り返すと、最後はゴール前に飛び込んだオーバメヤンが難なくワンタッチで流し込んだ。

逆転に成功したことでようやく落ち着きを取り戻したアーセナルは、76分にこれがELデビューとなる北川を投入するなど反撃に転じたホームチームを相手に危なげない試合運びをみせ、このままクローズ。

格下相手に思わぬ苦戦を強いられたが、2-1の逆転勝利で今季のEL初戦を白星で飾った。

ラピド・ウィーン 1-2 アーセナル
【ラピド・ウィーン】
T・フォンタス (後6)
【アーセナル】
D・ルイス(後25)
オーバメヤン(後29)