ヨーロッパリーグ(EL)グループF第1節のナポリvsAZが22日にサン・パオロで行われ、0-1でAZが勝利した。AZの日本代表DF菅原由勢はフル出場した。

昨季はチャンピオンズリーグ(CL)でベスト16に進出したが、セリエAでは7位に終わりCL出場を逃したナポリ。2年ぶりとなるELの初戦に向けてガットゥーゾ監督は、直近のアタランタ戦から先発を4人変更。[4-2-3-1]で臨み、最前線にオシムヘン、2列目に右からポリターノ、メルテンス、ロサーノを据えた。

一方、2大会連続のEL参戦となったAZは、トップチームの13選手が新型コロナウイルスに感染し欠場するなど厳しい台所事情となっている。そんな中、菅原は3トップの右で先発出場した。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、先にチャンスを迎えたのはナポリ。13分、ロサーノのパスでDFに裏に抜け出したオシムヘンがボックス内まで侵入しゴール右隅にシュートを突き刺したが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。

対するAZは、34分にクリバリのトラップミスを敵陣で奪った菅原がボックス手前から素早く右足を振り抜いたが、このシュートはゴール左に外れた。

時間の経過と共にボールの主導権を掌握するナポリは35分、右サイドをドリブルで持ち上がったオシムヘンの折り返しをボックス中央で受けたメルテンスがワントラップから狙ったが、シュートはわずかに枠の右に逸れる。

ゴールレスで迎えた後半、先にスコアを動かしたのはAZ。57分、菅原とのパス交換でボックス右深くまで抜け出したスベンソンの折り返しをデ・ウィトがゴール左に流し込んだ。

先制を許したナポリは、59分にロサーノとヒサイを下げてインシーニェとマリオ・ルイを投入。さらに66分には、オシムヘンとロボツカを下げてペターニャとデンメをピッチに送り出す。すると68分、ショートコーナの流れからバイタルエリア左でパスを受けたマリオ・ルイがクロスを供給。これをペターニャがダイビングヘッドで合わせたが、シュートはゴール右に外れた。

試合終盤にかけてもナポリが猛攻を仕掛ける。後半アディショナルにはバイタルエリア左で獲得したFKからディ・ロレンツォがヘディングシュートを放ったが、これも枠を捉えられず。

結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。後半シュート1本のAZがそのワンチャンスでナポリから金星を挙げた。