2020-21シーズンのヨーロッパリーグ(EL)・グループJ第1節、トッテナムvsLASKリンツが22日に行われ、ホームのトッテナムが3-0で勝利した。

予備予選を順当に勝ち抜いたトッテナムは、グループステージの初戦でオーストリアの強豪LASKと対戦した。

直近のリーグ戦ではウェストハムに3点差を追いつかれての痛恨のドローとなったトッテナムは、その失態を払拭する上で勝利が必須。この一戦に向けてモウリーニョ監督はD・サンチェス、レギロン、ホイビュルクを除く先発8人を変更。カルロス・ヴィニシウスが移籍後初先発のベイルと共にデビューを飾るなど、今夏の新戦力7人の内、登録外のDFロドンを除く6人がピッチに立った。

この試合、最前線にヴィニシウス、2列目に右からベイル、ラメラ、ルーカス・モウラを配す[4-2-3-1]の布陣でスタートしたトッテナムは、開始9分にドハーティのクロスからヴィニシウスがヘディングシュートを放つなど優勢に試合を運ぶ。

そして、18分には左のセンターバックに入ったベン・デイビスからのフィードに反応したヴィニシウスがボックス左に抜け出し、素早く中央に折り返すと、これをフリーのルーカスが冷静に流し込んだ。

デビュー戦となったヴィニシウスのアシストで先手を奪ったトッテナムは、これに触発されたか、真打が仕事を果たす。27分、レギロンの豪快なドリブル突破から中央のラメラを経由したボールがボックス右のベイルに繋がる。ここでベイルが左足で入れた鋭いグラウンダーのクロスが相手DFアンドラーデのオウンゴールを誘った。

新戦力の活躍によって良い形で試合を進めていくホームチームは、前半終盤にかけて攻勢を強める相手に押し込まれる時間が続いたものの、最後の局面では仕事をさせず、前半を2点リードで終えた。

迎えた後半も相手の攻撃を受ける形が続くトッテナムは62分にベイル、ホイビュルク、ラメラを下げてソン・フンミン、デレ・アリ、ムサ・シソコの3人を同時に投入。この交代で前がかりな相手を再三引っくり返して3点目に迫り、試合の主導権を握り返す。

そして、84分にはドハーティからの浮き球のクロスをペナルティアーク付近のヴィニシウスが冷静に頭でゴール前のスペースに落とすと、これに抜け出したソン・フンミンがトドメの3点目を奪った。

その後、2アシストを記録した殊勲のヴィニシウスに代えてクラークをデビューさせる余裕の試合運びとなったトッテナムは、今季公式戦10試合目にして初のクリーンシートを達成。実りある内容で今季ELグループステージ初戦を白星で飾った。

また、同時刻に開催されたグループJのもう1試合、ルドゴレツvsアントワープは、アウェイのアントワープが2-1で逆転勝利した。

なお、アントワープのMF三好康児はフル出場でELデビューを飾り、チームの勝利に貢献している。

トッテナム 3-0 LASK
【トッテナム】
ルーカス・モウラ(前18)
OG (前27)
ソン・フンミン(後39)

ルドゴレツ 1-2 アントワープ
【ルドゴレツ】
マリン (後1)
【アントワープ】
ゲルケンス(後18)
レファエロフ(後25)