明治安田生命J1リーグ第24節、鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島が24日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、1-0で鹿島が勝利した。

新型コロナウイルスによる中断前の2月に行われた第1節以来の対決となる両チーム。今回はホームに迎え撃つ鹿島は3日前の21日に試合を消化しており、そのヴィッセル神戸戦ではボールを圧倒的に支配されながらも、燃費の良い攻撃で3点を奪い快勝を収めた。一方、中5日の広島も前節の対戦相手は神戸。こちらも2-1で勝利しており、互いに2連勝を懸けた戦いとなる。

過密日程の鹿島だが、神戸戦からのスタメン変更は1人のみ。上田に代わってエヴェラウドが起用された。対する広島の変更は2人。累積警告で出場停止のレアンドロ・ペレイラと野津田に代わり、ドウグラス・ヴィエイラと青山が先発に復帰した。

試合は序盤からビッグチャンスの応酬になる。まずは鹿島、2分にボックス手前のレオ・シルバがエヴェラウドとのパス交換からシュートへ。ここをGK林のセーブで凌いだ広島は4分、カウンターから素早く左に展開し、東のパスを受けたエゼキエウがクロス。ボックス中央で胸トラップしたドウグラス・ヴィエイラがシュートに持ち込むが、相手に当たってGKの手の中へ。

ポゼッションを高める鹿島は、5分過ぎには相手のクリアをひっかけて犬飼がボールを奪取。ファン・アラーノを経由して自らシュートまで運んだが、惜しくも右に外れた。19分の右CKの場面では、ボックス左で折り返したボールを町田がヘディングシュート。これも決定機だったが、GK林が指先で僅かに触れてクロスバーを叩いた。

その後も鹿島主導で試合が進む中、34分に広島が再びカウンターを発動。エゼキエウが左サイドを駆け上がり、ボックス左へ進攻。前に出てきたGK沖をかわすようにループシュートを狙ったが、今度はこちらもクロスバーに嫌われた。さらにアウェイチームは38分にも、ドウグラス・ヴィエイラのクロスを森島がフリーでヘディングシュートを放つシーンがあったが、枠を捉えられなかった。

後半も互いに強みを生かした攻撃が展開される中、先に動いた広島は58分にエゼキエウと茶島を下げて柏と浅野を投入。すすとその直後、スローインからのリスタートで浅野が左サイドを突破。後ろから町田に接触されボックス内で倒れたが、ファウルポイントは残念ながら外。森島のFKはゴール前でクリアされた。

対して鹿島は65分過ぎに3枚交代。永木、遠藤、荒木が投入された。75分にはファン・アラーノを下げて上田をピッチへ。するとその直後、三竿のロングボールを相手DF野上の前で先に触ったエヴェラウドが最終ラインを突破。GKと一対一となり、豪快にシュートを突き刺した。

今季の広島は先制された試合では全敗しており、一方の鹿島は先制した試合は10試合で9勝1分け無敗と、数字上では圧倒的不利な状況に。それでも直近5試合は3勝2分けと心強い成績を残しているアウェイチームは、82分にかけてはチャンスが続くも、川辺のシュートはGK沖に止められた。

結局、試合は鹿島が1-0で制し、0-3で完敗した開幕節のリベンジに成功。2連勝を収めている。

鹿島アントラーズ 1-0 サンフレッチェ広島
【鹿島】
エヴェラウド(後31)