WBAのスラヴェン・ビリッチ監督は、クラブがエジプト代表DFアーメド・ヘガジ(29)をサウジアラビアのアル・イテハドに移籍させた決断について快く思っていないようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

2017年夏に母国アル・アハリからWBAに加入したヘガジは、在籍3年間で公式戦104試合に出場。 チームの中心選手としてプレーしていたが、ビリッチ監督が就任した昨シーズンは出場機会を減らし、16試合の出場に留まることに。

今シーズンもプレミアリーグ第5節バーンリー戦のみの出場に留まっていた中、ヘガジは今月25日にアル・イテハド移籍が決定。半年間のレンタル期間を経て、来夏に完全移籍に移行する契約を結んだ。

それでも、プレミアリーグ第6節ブライトン戦後の会見で、ビリッチ監督はエジプト代表DFの退団を惜しみ、クラブの決定に不満を滲ませている。

「ヘガジの移籍は間違いなく私の決断ではない。(彼の移籍には)非常に失望しているよ。我々は良い選手を必要としているチームなんだ。彼はプレミアリーグでのノウハウと膨大な経験を持ち、代表チームでも活躍する偉大なプロ。先週のバーンリー戦でもプレーしたのだ」

「彼は1週間ずっと私たちと一緒にトレーニングをしていたんだ。ほんの数日前にもそこにいた。私は彼が残ることを確信していたから、去ってしまったことは本当に、本当に残念だよ」

「私は彼に残って欲しかったし、彼も今週の時点では残ることを望んでいた。だから本当にショックだ。クラブは明らかに売りたがっていたけどね」

WBAはプレミアリーグで6試合を消化し、暫定17位の位置に沈んでいる。ここから浮上するため一致団結する必要があるが、ヘガジの移籍は今後のクラブとビリッチ監督の関係に、緊張をもたらすきっかけとなるかもしれない。