かつてバイエルンやリバプールに所属した元ドイツ代表MFのディトマール・ハマン氏が、ドルトムントのキャプテンであるドイツ代表MFマルコ・ルイスを痛烈に批判している。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えた。

2012年冬にドルトムントへ移籍して以来、ケガに苦しみながらもチームの主軸として活躍してきたロイス。現在はチームのキャプテンを務めており、2019年にはドイツ年間最優秀選手に選出されるなど、依然としてドルトムントに欠かせない選手となっている。

ドルトムントは今シーズン、ブンデスリーガで5試合を消化し、4勝1敗で3位に付けるなど好調をキープ。チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節でラツィオに手痛い黒星を喫したが、24日に開催されたシャルケとのレヴィア・ダービーには3-0のスコアで完勝している。

ここまで順調な歩みを見せているように思えるドルトムントだが、ハマン氏はドイツ『Sky90』のなかで、「ロイスはチームのキャプテンに相応しくない」と断言した。

「(ラツィオ戦があった)火曜日、彼(ロイス)はほとんどのドルトムントの選手と同じように悪いプレーをした。しかし、キャプテンの仕事は他の選手を引っ張ることだろう」

「夏に(ロイスから)アームバンドを取り外さなかった理由が私には分からない。いやそもそも、2年前に彼に(キャプテンの地位を)与えたのもどうかと思っている!」

キャプテンとしてのロイスを少しも認めていない様子のハマン氏は、元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスがより主将の座に相応しいと考えているようだ。

「フンメルスは、チームを率いることができると過去に証明してきた。彼にはリーダーシップの資質が備わっていて、(チームのために)立ち上がることができ、皆に刺激を与えてくれる」

ロイスは敗北したラツィオ戦にスタメン出場していた一方、大勝したシャルケ戦ではスタメンを外れ、77分からの出場となっていた。ハマン氏はこうした事実もあってか、ドルトムントはロイスがいない方が強いと話し、彼がキャプテンを続ける限りチームは苦しむと予想している。

「彼(ロイス)を喜ばせるためだけに、キャプテンの腕章を与えることはできない。彼が(キャプテンであるにも関わらずケガにより)長くスタメンにいなければ、遅かれ早かれ問題が起こるだろう」

「実際のところ、ドルトムントはロイスがいない方が強いと思っている。(ジョバンニ・)レイナの調子が良いのがその理由だね。(アーリング・)ハーランドは非常に良い状態だし、(ユリアン・)ブラントも良いプレーをしているし、(ジェイドン・)サンチョもいる。彼らは既に傑出した選手を持っているんだ」