チャンピオンズリーグ(CL)グループB第2節、ボルシアMGvsレアル・マドリーが27日に行われ、2-2のドローに終わった。

ボルシアMGは久々の参戦となったCLの初戦でインテルと敵地で2-2のドローと上々のスタートを切った。直近のリーグ戦でもマインツを破り、目下公式戦5試合無敗を継続。マインツ戦では3バックを採用した中、この試合では[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。

一方、3シーズンぶりの覇権奪還を狙うマドリーだが、ホームにシャフタールを迎えた初戦では2-3のスコアで敗れ、まさかの黒星発進に。それでも、直近のラ・リーガでは宿敵バルセロナとのエル・クラシコを3-1で制し、見事にバウンスバックを果たした。今大会初白星を目指す敵地での一戦ではそのクラシコから先発1人を変更。負傷のナチョに代わってルーカス・バスケスを起用した。

ボールを保持するマドリーに対して、鋭いロングカウンターを狙うボルシアMG。試合は立ち上がりから拮抗した展開が続くが、アウェイのマドリーがよりゴールの匂いを感じさせる攻めを見せる。

29分にはクロースの強烈なミドルシュート、直後のセットプレーではクロースのお膳立てからベンゼマがヘディングシュートもGKゾンマーの牙城を破ることはできない。

すると、33分にはボルシアMGが先制点を奪いきる。相手陣内中央右でボールを持ったプレアがシュティンドルとのパス交換で相手センターバック2枚を外してグラウンダーのクロスを供給。これをボックス中央に走り込んできたテュラムが冷静に流し込んだ。

シャフタール戦に続き先制を許す厳しい試合展開を強いられたマドリーは後半に入って攻勢に転じていくが、ヴィニシウスが立ち上がりの好機をモノにできない。すると、58分にはライナーの右クロスをボックス中央のプレアにダイレクトで打たれる。これはGKクルトワが好守で凌ぐも、こぼれ球を再びテュラムにタップインされた。

フランス代表の盟友リリアン・テュラムの実子に2点を奪われて劣勢のジダン監督は、70分にヴィニシウス、クロースを下げて今季初出場のアザールをモドリッチと共に同時投入。74分にはベンゼマの丁寧な折り返しから、早速アザールに見せ場が訪れるが、ここは相手GKの寄せにプレッシャーを感じてか、シュートを枠の左に外してしまう。

グループステージ突破を目指す上で連敗は許されないマドリーは試合終盤にかけてリスクを冒して猛攻に打って出ると、最後の最後に劇的な展開が待っていた。

まずは87分、右サイド深くでルーカス・バスケスが入れたクロスは精度を欠いてゴールラインを割るかに思われたが、これをカゼミロがゴールラインぎりぎりで頭で折り返すと、ゴール前のベンゼマがアクロバティックなボレーで合わせてゴールネットを揺らす。

さらに、試合終了間際の93分にはボックス手前のモドリッチが入れたクロスをファーのセルヒオ・ラモスが頭で落とすと、これをカゼミロがワンタッチで流し込み、力業で試合を振り出しに戻した。

しかし、3点目を奪う時間は残されておらず、試合はこのままタイムアップ。試合終了間際の連続ゴールで勝ち点1を拾ったマドリーだが、2戦未勝利と思わぬ苦戦を強いられている。

ボルシアMG 2-2 レアル・マドリー
【ボルシアMG】
テュラム(前33)
テュラム(後13)
【レアル・マドリー】
ベンゼマ(後42)
カゼミロ(後48)