サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、元ポルトガル代表FWのペドロ・パウレタ氏がパリ・サンジェルマン(PSG)時代に決めたフリーキックだ。


ポルトガル代表ながら、ポルトガル1部リーグで一度もプレーしたことがないというキャリアの持ち主であるパウレタ氏。キャリアのほとんどをフランスとスペインで過ごしたが、フランス1部では得点王に3度輝いている。

決定力やシュート技術に定評があったパウレタ氏だが、2007年4月21日に行われたリーグ・アン第33節のナント戦では狡猾なゴールを決めている。

スコアレスで迎えた17分、PSGはペナルティーアーク左手前でFKのチャンスを獲得する。キッカーのパウレタは相手の壁のほころびを見つけると、ゴール右を目掛けたシュートを放つ。

狙いすましたシュートはゴール右のポストに直撃、そのままゴールネットを揺らし、見事な先制点となった。

このシーズンのパウレタ氏はリーグ戦33試合に出場し15ゴールを記録。3度目のリーグ・アン得点王に輝いている。