明治安田生命J2リーグ第30節の11試合が1日に各地で行われた。

5試合負けなしで8位のジュビロ磐田は15戦無敗で首位を走るアビスパ福岡とホームで対戦。6分に最終ラインの一角に入る大武の負傷交代に直面した磐田だったが、敵陣右サイドでFKのチャンスを獲得した41分にスコアを動かす。キッカーの遠藤が右足クロスをファーポスト側に供給すると、大武との交代で加入後初出場の中川がエミル・サロモンソンとの競り合いを制してヘッド。これが福岡の守りを破り、磐田が先制に成功した。

前半の終盤に守りが崩れ、先制を許してしまった福岡は後半の立ち上がりから反撃に出る。48分にバイタルエリア右からサロモンソンが右足でゴールを狙うが、惜しくも左ポストに嫌われると、50分に再び遠藤を起点にした攻撃から磐田にゴールが生まれる。左サイドで遠藤からボールを受けた大森がドリブルでボールを持ち上がり、逆サイドの松本昌也に展開。最後はボックス右のスペースに抜け出した小川航基が右足シュートで追加点を挙げた。

その後、猛攻を仕掛けた福岡が82分に松本大弥のゴールで1点差に詰め寄るが、磐田がリードを守り抜き、6試合負けなしの2連勝を達成。15戦無敗を続けた福岡に16試合ぶりの土をつけ、昇格圏への滑り込みに望みを繋ぐ大きな1勝を掴み取っている。

2位の徳島ヴォルティスは正田醤油スタジアム群馬で20位のザスパクサツ群馬と激突。前半のうちに2失点を喫するも、後半から怒涛の反撃に転じる。右サイドを攻略し、ボックス右の内田の折り返しを押し込んだ杉森のゴールで49分に1点差とすると、その7分後には、右サイドの藤田のクロスをジエゴが頭で合わせて同点に。さらに後半アディショナルタイムには、カウンターから途中出場の河田が右足ボレーシュートを突き刺し、ホームの徳島が3-2で劇的逆転勝利。福岡が敗れたことで勝ち点が「59」で並び、得失点差で徳島が首位へ浮上した。

3位に位置するV・ファーレン長崎は、ここまでリーグトップの51得点と爆発的な攻撃力を見せる12位の水戸ホーリーホックをトランスコスモススタジアム長崎に迎え撃った。37分に先制を許したホームチームだがすぐさま反撃。42分のカイオ・セザールのゴールで同点で試合を折り返すと、67分に名倉がクロスのこぼれ球を流し込んで逆転に成功する。勢いは止まらず、77分にはボックス左で縦に仕掛けた名倉がクロスを送ると、相手に当たったボールがルアンに転がり、ボックス中央から冷静に流しこみ3点目。さらに、試合終了間際には、加入したばかりのエジガル・ジュニオがデビュー戦でネットを揺らして、長崎が4-1で逆転勝利を収めた。

そのほか、石川県西部緑地公園陸上競技場で行われた4位・ギラヴァンツ北九州vs13位・ツエーゲン金沢は、北九州が4-1で勝利して10試合ぶりの白星を手にした。

◆明治安田生命J2リーグ第30節
11/1(日)
松本山雅FC 2-1 レノファ山口FC
栃木SC 0-0 ヴァンフォーレ甲府
大宮アルディージャ 0- 3 琉球FC
アルビレックス新潟 2-2 東京ヴェルディ
ツエーゲン金沢 1- 4 ギラヴァンツ北九州
京都サンガF.C. 3-0 モンテディオ山形
ファジアーノ岡山 3-2 ジェフユナイテッド千葉
V・ファーレン長崎 4-1 水戸ホーリーホック
ジュビロ磐田 2-1 アビスパ福岡
FC町田ゼルビア 1- 2 愛媛FC
ザスパクサツ群馬 2- 3 徳島ヴォルティス