明治安田生命J1リーグ第26節の1試合が3日にヤンマースタジアム長居で催され、セレッソ大阪vsガンバ大阪は1-1のドローで終了した。

4位のC大阪は浦和レッズに1-3で敗北した前節から中9日でのダービーマッチ。2試合ぶりの勝利で仕切り直しも求められる今節に向け、負傷離脱が続いた松田が先発復帰したほか、ベンチスタートの柿谷が4試合ぶりのメンバー入りを果たした。一方、G大阪は現在、2位。10試合負けなしの3連勝と絶好調だが、前節から中2日での大阪ダービーとなる。2連敗中のダービーでの勝利を目指す今節に向けてはパトリックを先発復帰。第17節を最後に負傷欠場の三浦がベンチに入った。


通算40回目の大阪ダービーはコンディション面で分があるC大阪が攻めの主導権を握り、G大阪が受けに回る立ち上がりとなる。そのなかで、攻勢を際立たせたC大阪は11分、ボックス右深くでボールをキープした坂元がチャンスメーク。ボックス内のこぼれ球をレアンドロ・デサバトが押し込みにかかるが、菅沼の身体を張ったブロックに遭う。

すると、ボールを奪い切れば、フリーマンの宇佐美を軸にパトリックをシンプルに使った攻撃で反攻したG大阪が試合が進むにつれ、全体も押し上げ始め、32分に先取する。ボックス左深くで巧みな胸トラップとボールタッチでボールを収めたパトリックが中央に配球すると、井手口が左足シュート。G大阪が井手口の2戦連発弾でリードする。

先制すれば12勝2分け無敗のG大阪が先にスコアを動かしたが、C大阪がその2分後に手にしたセットプレーのチャンスから追いつく。34分、敵陣中央付近でFKのチャンスを獲得すると、キッカーの丸橋が左足の浮き球パスをゴール前に供給。木本が右足で合わせたボールはクロスバーを叩くが、跳ね返りに素早く反応した豊川が頭で押し込んだ。

その後も互いに一歩も引かず、前半の終盤にも藤田や宇佐美がゴールに迫った試合は1-1でハーフタイムへ。その後半はボールの主導権争いで盛り返したG大阪が入りから攻めの時間を増やすが、C大阪もタイトな守りで耐え凌ぐ。そのなかで、G大阪は58分にキム・ヨングォンが負傷交代。この試合から戦列復帰の三浦を急きょ投入を強いられる。

そのG大阪を尻目に2試合連続ゴールの豊川を下げ、柿谷を送り出したC大阪だが、G大阪も守りの集中を切らさず、こう着した展開に。80分に矢島と藤春を投入したG大阪が89分に残るカードで川崎と渡邉を送り出すと、C大阪は片山を途中起用して、互いに勝負へのこだわりをみせる。しかし、互いに惜しいところまでいく攻撃は勝ち越しゴールに繋がらない。

結局、来季のACL出場権だけでなく、今季の天皇杯出場権もかけた2位争いを演じる大阪勢のダービーマッチは1-1の痛み分けという結果に終わっている。

セレッソ大阪 1-1 ガンバ大阪
【C大阪】
豊川雄太(前34)
【G大阪】
井手口陽介(前32)