フランクフルトは12日、キャプテンを務めるアルゼンチン人DFダビド・アブラアム(34)が来年1月に退団することを発表した。なお、アブラアムはそのまま現役も引退する。

クラブの発表によると、アブラアムは母国のアルゼンチンに帰国するとのこと。契約期間は今シーズン終了までとなっていたが、半年前倒しで退団し、引退するようだ。

アディ・ヒュッター監督をはじめ、フランクフルトの幹部も説得を試みたものの、アブラアムの決意は固かったとのこと。その理由は家族にあった。

「僕は10代で故郷の村を去った。4年半にわたって父親であり、特にコロナのパンデミックが起きて以来、息子にはほとんど会えていない」

「子供が成長するのを見ることに代わるものはない。だからアルゼンチンに戻りたいんだ」

「もちろん、監督や他の人たちは僕にもっと長くここにいるように説得しようとしてくれた。でも、僕は家族と過ごすことを本当に楽しみにしているんだ」

アブラアムは、アルゼンチンのインデペンディエンテでキャリアをスタート。ヒムなスティック・タラゴナへレンタル移籍しヨーロッパの舞台に立つと、バーゼル、ヘタフェ、ホッフェンハイムを経て、2015年7月にフランクフルトへ完全移籍で加入した。

センターバックとしてチームを支え、現在はキャプテンも務めるアブラアム。フランクフルトでは、ここまで公式戦170試合に出場し5ゴール7アシストを記録。2017-18シーズンはDFBポカール制覇を成し遂げていた。

今シーズンもブンデスリーガで6試合に出場し1ゴールを記録。DFBポカールでも1試合でプレーし、レギュラーとして活躍している。

なお、フランクフルトによると、アブラアムのラストゲームは1月16日に予定されているブンデスリーガ第16節のシャルケ戦になるとのことだ。