明治安田生命J1リーグ第27節の清水エスパルス(17位/勝ち点17)vsセレッソ大阪(5位/勝ち点49)が14日にIAIスタジアム日本平で行われ、ホームの清水が3-1で勝利した。

連戦の中、先日急きょ指揮官交代に踏み切った清水は、その初戦となった前節のヴィッセル神戸戦を3-1でモノにし、8試合ぶりの勝利を収めた。連戦を終え、中10日と空いた今節は縁起の良い神戸戦と同じスタメンを揃えた。

対するC大阪は、前節は伝統の“大阪ダービー”のガンバ大阪戦を1-1で終えている。こちらも中10日と空いたなかでG大阪戦と同様のイレブンを並べてアウェイで勝ち点3を目指す。

立ち上がり、平岡宏章体制となって[4-4-2]の布陣を組む清水が、長短のパスを織り交ぜて攻撃の糸口を模索するが、C大阪の固い守備ブロックを前になかなかゴール前まで運べない。

徐々に盛り返すC大阪は21分、右サイドの松田のクロスをボックス内で奥埜が胸でコントロールしパスを選択。これを豊川が左足で狙ったが、枠を捉えられなかった。

清水がチャンスを迎えたのは25分、相手のCKを跳ね返しロングカウンターを発動。エウシーニョが右サイドを持ち上がり、竹内と金子を経由して徐々に左へ。最後はボックス左に走り込んだ後藤がフィニッシュを迎えたが、右足のシュートは枠の上に。また、前半終了間際には西澤のクロスからヘナト・アウグストがヘディングシュートを放つなど、良い形で前半を終えた。

その清水が後半開始早々に先制する。ピッチ中央付近でボールを持ったヘナト・アウグストが味方2人との連続ワンツーでボックス中央へ侵入。浮き玉が続いて上手くコントロールできなかったものの、飛び出してきたGKキム・ジンヒョンも目測を誤り、DFとお見合いするような形でこぼれ球に。最後はヘナト・アウグストがオーバヘッドで叩き込み、49分にホームチームが試合を動かした。

この先制点で攻勢を強める清水は51分にも決定機が訪れる。カルリーニョス・ジュニオ起点のカウンター。左から右の西澤を狙ったスルーパスは一度DFに奪われてしまうが、素早くチェックにいった西澤が奪い返し、再びボールを持ったカルリーニョス・ジュニオはボックス左へ侵攻しシュートへ。しかし、ここはGKキム・ジンヒョンに阻まれた。

58分にブルーノ・メンデスと柿谷のアタッカーを送り出したC大阪は65分に絶好機。ボックス右角からの松田のクロスに坂元が頭で合わせたが、上手くミートできず。それでも、その2分後にネットを揺らす。

右サイド深くで受けた坂元が緩急のあるドリブルから左足でクロス。これにディフェンスの背後から飛び込んだ清武が頭で合わせて振り出しに戻した。さらに78分には逆転のチャンスが訪れるが、松田のクロスに合わせたブルーノ・メンデスのシュートは枠の左へ外れた。

追いつかれた清水だが、86分に再び攻勢に出る。カルリーニョス・ジュニオとのワンツーでボックス左へ侵入した途中出場の中村が左足でゴール左隅に流し込み今季初ゴール。

さらに、試合終了間際には前線に人数を掛けるC大阪の背後に飛び出した途中出場のティーラシン・デーンダーがGKと一対一に。これは決め切れなかったが、サポートに入ったカルリーニョス・ジュニオがしっかりとゴールへ蹴り込み勝負あり。ホームの清水が3-1で勝利し、今季初の連勝を飾った。一方、C大阪は3試合勝利なしとなった。

清水エスパルス 3-1 セレッソ大阪
【清水】
ヘナト・アウグスト(後4)
中村慶太(後41)
カルリーニョス・ジュニオ(後45+4)
【C大阪】
清武弘嗣(後22)