明治安田生命J1リーグ第27節の名古屋グランパスvsFC東京が15日に豊田スタジアムで行われ、1-0で名古屋が勝利した。

前節、サンフレッチェ広島に0-2で完敗を喫した名古屋(勝ち点49)はその試合で金崎が負傷。本職のセンターFWが不在となったことでこれまで採用していた[4-2-3-1]から[4-4-2]にシステムを変更。ガブリエル・シャビエルと阿部が最前線に入った。

一方、直近の試合で北海道コンサドーレ札幌に1-0の勝利を収めて連敗をストップさせたFC東京(勝ち点50)。その試合から内田と永井が外れて、高萩とアダイウトンを起用して連勝を目指した。

ACL出場圏をめぐる3位vs4位の上位対決。堅守速攻をスタイルとしているチーム同士の一戦はホームチームのペースで進んでいく。名古屋は16分、阿部のパスを受けたボックス中央手前のガブリエル・シャビエルが難しい体勢から左足アウトサイドパス。前田が相手の背後を突いて、フリーで左足シュートを放ったが、サイドネットに飛ばしてしまう。

攻守が激しく入れ替わるなか、続いての決定機も名古屋。31分、ガブリエル・シャビエルのパスを受けたマテウスが敵陣中央左サイドで渡辺と入れ替わると、そのまま持ち運んでボックス左からシュートを放つ。GK波多野に防がれたこぼれ球に稲垣が反応したが、今度は森重の体を投げ出したブロックに遭い、チャンスを逸した。

34分にレアンドロがチームファーストシュートを放ったFC東京は、統率された相手守備を崩せず。対して名古屋はショートカウンターで度々ゴールに迫るも、先制点を奪えないまま試合を折り返した。

ややオープンな展開になっていた前半から一転して、後半は両チームともシュートまで持ち込めない時間が続く。最終ラインからパスを繋いでチャンスを窺う名古屋に対して、FC東京は全選手が自陣まで戻り、守備のブロックを形成してカウンターを狙っていく。FC東京は66分にボックス左からクロスを供給した安倍がこぼれ球を自ら拾ってシュートを放ったが、GKランゲラックにセーブされた。

そのなかで名古屋はサイドチェンジで幅を使った攻撃を仕掛けていくと73分、バイタルエリア右でオ・ジェソクのパスを受けた稲垣が左足シュート。ディフレクトしたボールはゴール方向に向かったが、サイドネットに飛んだ。

長らくこう着状態が続くと、FC東京は77分にディエゴ・オリヴェイラとレアンドロを下げて三田と原を投入。対する名古屋は85分に阿部に代えて相馬をピッチに送り込んだ。

その後は互いに決定機を作れずゴールレスで試合が終わるかに思われた後半アディショナルタイム、名古屋は右サイドからカットインしてきたマテウスがバイタルエリア右から左足シュート。これが高萩の手に当たってPKを獲得する。自らキッカーを務めたマテウスがゴール右隅にシュートを沈めて、土壇場で先制に成功した。

その直後に終了の笛。1-0で勝利を収めた名古屋が3試合ぶりの勝利でACL出場権獲得に前進した。一方、最後の最後に被弾したFC東京は連勝とはならず。手痛い敗退となった。

名古屋グランパス 1-0 FC東京
【名古屋】
マテウス(後50)