明治安田生命J1リーグ第32節、ベガルタ仙台vsFC東京が18日にユアテックスタジアム仙台で行われ、2-2の引き分けに終わった。

FC東京のAFCチャンピオンズリーグ出場に伴い、前倒し開催となった一戦。最下位に沈む仙台は、4日前に行われたガンバ大阪戦で4点を奪い快勝。18戦ぶり白星を手にした。一方、暫定4位のFC東京は、11日の北海道コンサドーレ札幌戦で5試合ぶりの勝利を挙げたが、3日前の名古屋グランパス戦は0-1で敗れている。スタメンに関しては、仙台はG大阪戦から変更なし。FC東京は6人変更し、東が4カ月ぶりの出場となった。

ボールを保持する仙台に対し、いつも通りカウンター狙いのFC東京は、9分に速攻からゴールに迫る。安部が左サイドを突破し、ゴール前に速いクロスを供給。走り込んだ内田は惜しくも合わせられなかったが、狙い通りの展開でリズムを作る。

すると15分、早い時間にアウェイのFC東京が先制する。ドリブルで縦に仕掛けた永井がレアンドロとのパス交換でボックス左に侵入。ゴールライン際まで持ち込んでマイナス方向へ浮き玉を送ると、レアンドロがダイレクトで叩き込んでネットを揺らした。

ここからポゼッションも譲ることになる仙台は20分、自陣からのロングボールをワントップの長沢が左へ展開。ボックス左のクエンカの折り返しを長沢自ら合わせにいったが、シュートは惜しくも左へ。G大阪戦でハットトリックを決めた男が見せ場を作った。

その後はFC東京のペースで進む中、45分に決定機。ボックス手前左の安部のクロスがボックス右に走り込んだ内田にピタリを合う。会心のトラップも飛び出し、あとは流し込むだけだったが、絶妙なタイミングで飛び出したGKヤクブ・スウォビィクの足に当たってゴールならず。内田は天を仰いだ。

後半から互いに選手交代。仙台は佐々木を下げて兵藤、FC東京は中村に代えて小川を投入。すると仙台はこの交代が早速功を奏す。47分、敵陣左サイドで幅をとったパラからスルーパスを受けた兵藤が深い位置からクロスを供給。これを頭で合わせた長沢が2試合連続ゴールで同点に持ち込んだ。

しかし、アウェイチームも小川が存在感を見せる。64分、左サイドの敵陣中央で得たFKの跳ね返りを、競り勝った小川が頭でゴール前に供給。これを胸トラップした高萩が振り向きながらボレーシュートを突き刺し、勝ち越し弾を挙げた。

70分に両チームとも2枚ずつ交代カードを切る。仙台はともにおよそ1カ月ぶりの出場となる松下と赤崎が登場。その松下は78分、右から上がったクロスのこぼれ球が足下に。ボックス左で一瞬フリーとなったが、シュートは大きく枠を外してしまった。

だが迎えた84分、右サイドで攻撃を組み立てる仙台は、一度中央の松下へ展開。ボックス手前右でボールを受けた松下はフリーとみるやいなや素早く左足を振り抜くと、低弾道の鋭いシュートがゴール左に決まり、再び同点に追いついた。

この同点弾直後にも左サイドの攻撃から赤崎が決定機を迎えるが、GK児玉がビッグセーブ。後半アディショナルタイムにも兒玉が好セーブを見せると、仙台GKヤクブ・スウォビィクも負けじと、途中出場田川の枠を捉えたダイビングヘッドを見事に防ぎ、互いに一歩も譲らす試合終了。2-2の引き分けに終わった。

ベガルタ仙台 2-2 FC東京
【仙台】
長沢駿(後2)
松下佳貴(後39)
【FC東京】
レアンドロ(前15)
高萩洋次郎(後19)