代表ウィーク明けの初戦を白星で飾ったインテルだが、アントニオ・コンテ監督はもっと高いものを求めているようだ。クラブ公式サイトが伝えている。

今季のセリエA開幕から3勝3分け1敗の7位インテルは22日に行われた第8節で17位トリノとホームで対戦。試合キックオフから二分の一を過ぎたところで2点ビハインドの劣勢に立たされる状況だったが、その後の猛攻で4ゴールを奪い切り、最終的に4-2の勝利を手にした。

チリ代表FWアレクシス・サンチェスやベルギー代表FWロメル・ルカク、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの強力攻撃陣が躍動して、逆転勝利で3試合ぶりの白星を掴み取ったコンテ監督。この勝利で順位も5位に浮上したインテルだが、コンテ監督は不満を吐露した。

「全体的にどんなプレーをしたのか丁寧に細かく分析する必要がある。我々のアプローチはベストじゃなく、目にしたものは好ましいものじゃなかった。もっと気合を入れ、確固たる意志をもって戦わないといけない。そういう姿勢で戦ってくるトリノに対して、我々は多くのデュエルを失った。代表活動から戻ってきた選手にとって、通常の業務に戻り、試合の持つ重要性を理解するのは容易じゃないのもわかっているがね」

「前半は競争力と冷酷さを欠いた。一方で、後半は0-2でダウンしたかもしれなかったなか、我々が持つキャラクターを含め、何か大きなものを示した。それは簡単じゃなく、彼らの反応を褒めたい。4ゴールを奪って反撃したが、適切なタイミングで冷酷な面を発揮しないとね。それに、集中力のレベルを高めるための努力も必要。昨季の終わりと比較して、我々は多くのものを失った。もう一度、あの獰猛さを取り戻す必要がある」

「この試合が今後の教訓になるのを願う。何かを勝ち獲りたいのなら、袖をまくり、相手を苦しめようと一生懸命にならないといけないからだ。我々の技術やクオリティに関係なく、それが我々に求められるもの」

また、この試合で2得点2アシストの数字を収め、主砲としての役割を全うルカクが試合後に「インテルはまだトップチームじゃない」と発言した点にも言及。「知性に満ちた選手が揃っているのは知っている」と語り、ベルギー人ストライカーの主張に「全面的に同意」した。

「難しい時期や多少の後ろ向きな時期に直面したとき、彼らは適切な評価をする。ロメルがそういう発言をしてくれて、嬉しい。周囲の声を気にせず、自分たちの道を進むべきだからだ。さらに、ドレッシングルームでも相手チームに伝わるぐらい勝利を渇望する思いを持たなければ。ロメルの発言に対して、全面的に同意する。トップチームになるための道のりはまだまだ長い」